稲刈りじゃ!

[ 2013年9月20日(金) ]

今日は絶好の稲刈り日和。各地で営農集団の大型コンバインが忙しく稲刈りをしています。倒伏した田圃の稲刈りはどうしても時間がかかりますから、焦ってトラブル発生となり立ち往生している機械も見えました。

それにしても今年の田圃は千差万別で、草だらけの田圃があったり、べったりとこけた田圃だったり。草は除草剤の失敗と言われていますが、6日間は田圃の水を一定に保たなければならないものに変わったみたいです。ですから、代かきが均一にできていない田圃は、水のない高いところには草が生えている訳です。水稲は、荒起しも代かきも深さも均一にしないとこうなります。

べったりこけた田圃は、品種にもよりますが、施肥設計の失敗ではないでしょうか。それと、今年の場合は、大雨と台風の影響もありますから、一概には言えません。しかし、自然農法の田圃は倒れていないそうです。農業でもなんでもそうですが、欲が出てくると失敗が始まります。手をかければかけるほど失敗する率が高くなります。

それから、ここ近年続いている異常気象による影響はお米の味にも影響を及ぼしています。ですから、各県とも新品種に変えていっています。何せ、北海道のお米が美味しいと評判なんですから。どんな田圃でとれた米でも同じ価格で買い取ることを不思議に思いませんか。お米にも正当な評価を与えましょう。そうでないと、誰もあんなコメの価格ならもっともっと手抜きになっていきます。

不思議な一般質問

[ 2013年9月19日(木) ]

今日は何とも不思議な一般質問を聞かせていただきました。質問は最初だけで、後は自説を延々と語るものでした。最も呆れたのは、「時間が残っているから〇〇について聞きます」って平気で通告にない質問をされたことです。議長も止めないし、やったもん勝ちですかね。

実は、昨日から通告にない質問を勝手にしている議員がいるとの抗議が議会事務局に多くの議員からあったのだそうです。私のブログにも書きましたが、巧みな話術ではなく、市長が勝手に答弁するから追質問しただけなんです。今日の呆れた質問に比べれば、議論は深まり傍聴の人たちにも分かりやすかったのではないでしょうか。

議会だよりに記事が載ることだけを狙った質問をした議員が最後にいました。頭に来て、「止めろ」って言いそうになったくらい内容の無い質問でした。執行者側は、反問権を行使して、「質問の趣旨をもう少し分かるように説明して下さい」って言えば良いんです。分からないのに答弁するからややこしくなるだけですし、なんでも聞けるんだと誤解を助長することになっています。

一般質問が終わったら、議員全員で講評というか、勉強会を開く提案をしたことがありますが、こんな状態が続く様であれば本気で考えなければなりません。大変な時間をかけて庁内会議を開いて答弁を考える訳ですからね。それと、執行者側には通告しているのですから、答弁が想定される職員以外は出席しなくても良いと考えます。一般質問は議員と執行者の真剣勝負であるべきです。

慎重な市長です

[ 2013年9月18日(水) ]

今日も一般質問だったのですが、谷口議員、松浦議員、五島議員は市長の考え方(方針)について質したのですが、慎重な答弁に終始し、木山カラーというものが感じられませんでした。どうみても、前任者が敷いたレールの上を走る鈍行列車みたいです。

木山市長は良く言えば「正直者」です。ですから、ハッタリは言いません。そして、知らないことは答弁しません。一般質問に対する答弁は市長がしなくても良いのですが、慣例で最初の答弁は担当課が書いたものを市長が読むことになっています。追加質問に関しては、大抵が担当課長が答弁し、課長では答弁が難しいものについては副市長が行います。

ですが、「木山市長の所見を伺う」と何度も質問者が言えば、じゃあしようかとなり、市長が答弁することもあります。今日の五島議員の巧みな誘導質問に対し市長が何度か答弁する場面がありましたが、拡大する事業、続ける事業、縮小する事業、中止する事業を峻別している的発言ばかりでした。そして、ジュオン問題は相変わらずの歯切れの悪さばかりが目につきました。

松浦議員の、住民のための市政を行わない様な市長なら対決するという趣旨の発言には参りました。だてに4年間の浪人生活は送っていなかったなと一人感じた次第です。慎重姿勢を崩さない市長をどう評価するのか、それは各人の判断ではありますが、誰にも取り込まれないぞという意思表示かも知れません。どうしても、前任者と比較されますからね。

私の一般質問終わる

[ 2013年9月17日(火) ]

今日の午後2時半過ぎから一般質問を開始しました。市街地の活性化策について質したのですが、いつもの様にイライラする答弁ばかりで、私はセレモニーで一般質問をしているのでは無いと言いたくなりました。

資料室の私の一般質問の通告書を読まれた方にはお分かりですが、これまで整備したまちなか広場を中心とした複数の施設と庄原赤十字病院・ジョイフル・田園文化センター一帯を連結する文芸の小路を整備するという計画が示されたことから今回の質問を行いました。国交省の社会資本整備事業?を使っての計画ですが、道だけを整備したのでは駄目だと迫りました。

細切れ予算であちこちをいじってみても、所謂、バラバラ感は否めません。私は今回の経産省の地方の市街地活性化策として新たに創設する「重点支援区域制度」に、市役所、まちなか広場、文芸の小路を含む一帯とジョイフル一帯を核とする数ヘクタールを計画計上しなさいと提案しました。もうバラバラは止めて、総合的に整備する手法に転換すべきです。

直ぐに、「ハードルが高い」とか言いますが、やる前から諦めたようなことを言うのはする気がない証拠です。これまで何十回何百回と繰り返した会議の成果が出ていないのは、意味のない会議だった証拠ですとも申し上げました。自分の頭で考えて行動する習慣がないのか、忘れたのか、誰も手を挙げようとしないなら、若手職員がプロジェクトを組んでやったらどうですか。

自分たちのまちを創造するという大きなプロジェクトを実現しましょう。詳しい内容は、庄原市議会 議会中継 クリックです!

何と言う偶然

[ 2013年9月16日(月) ]

昨日は、掃除に学ぶ会を上野公園の公衆トイレで行いました。そして、「三次で酒の祭をしているから行こうか」ということになり、仲間4人で三次ワイナリーに行きました。そこで、何と「馬ちゃん」と再会したのです。

話せば長くなりますが、17年くらい前に遡ります。馬ちゃんは、中日友好学院から特待留学生として広島YMCAにやってきた4人の内の1人だったのです。曾さん、葉さん、車さんに馬さんです。曾さんは現在、広島YMCAの職員。葉さんと車さんは結婚して北京で会社経営。馬さんは韓国人と結婚して広島市内で会社経営。馬ちゃんは、私たち夫婦のことを、「お父さん、お母さん」と呼んでくれていました。

ですから、ソウルで結婚式を挙げることになった時も、私たち夫婦は、「式に出て欲しい」と馬ちゃんが言うのでソウルに行きました。生涯で最初で最後と思いますが、韓国式の結婚式を経験することが出来ました。その後、広島市内で会ったりしていましたが、子供を産んだりして家庭に入ってからは疎遠になっていました。それが、偶然に三次ワイナリーで再会することになるとは。

彼女は通訳として中国掃除に学ぶ会に何度も参加しています。日本での身元引受の唯一の条件が、「毎月1回の掃除に学ぶ会には必ず参加すること」だったのです。身元引受人は、私の師匠の井辻さんです。ですから、4人は必ず掃除に学ぶ会に参加していましたので、私たちとも仲良くなったのです。昨日、一緒に行った熊本君もお掃除仲間ですから、大いに旧交を温めていました。

今年の中国掃除に学ぶ会には参加できませんでしたが、番外編で馬ちゃんと再会できました。そして、今日は中国に掃除に行った仲間が広島に帰ってくる日です。長年、続けていると、色々な出会いがあり、感動があります。やはり、継続は力と実感しました。