不思議な一般質問

[ 2013年9月19日(木) ]

今日は何とも不思議な一般質問を聞かせていただきました。質問は最初だけで、後は自説を延々と語るものでした。最も呆れたのは、「時間が残っているから〇〇について聞きます」って平気で通告にない質問をされたことです。議長も止めないし、やったもん勝ちですかね。

実は、昨日から通告にない質問を勝手にしている議員がいるとの抗議が議会事務局に多くの議員からあったのだそうです。私のブログにも書きましたが、巧みな話術ではなく、市長が勝手に答弁するから追質問しただけなんです。今日の呆れた質問に比べれば、議論は深まり傍聴の人たちにも分かりやすかったのではないでしょうか。

議会だよりに記事が載ることだけを狙った質問をした議員が最後にいました。頭に来て、「止めろ」って言いそうになったくらい内容の無い質問でした。執行者側は、反問権を行使して、「質問の趣旨をもう少し分かるように説明して下さい」って言えば良いんです。分からないのに答弁するからややこしくなるだけですし、なんでも聞けるんだと誤解を助長することになっています。

一般質問が終わったら、議員全員で講評というか、勉強会を開く提案をしたことがありますが、こんな状態が続く様であれば本気で考えなければなりません。大変な時間をかけて庁内会議を開いて答弁を考える訳ですからね。それと、執行者側には通告しているのですから、答弁が想定される職員以外は出席しなくても良いと考えます。一般質問は議員と執行者の真剣勝負であるべきです。