― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
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[ 2010年4月19日(月) ]
昨日は、とある小学校で、「庄原掃除に学ぶ会」を行いました。児童数33名の小さな小学校ですが、トイレを掃除していると、その学校が見えてきます。私が一番最初に感じたことは、やさしい子どもが多い学校だということでした。
どんな所からそんなことを思うのかと言いますと、先ず、トイレ用のスリッパが揃えられています。これは出来るようで中々出来ないものなんですね。更に、男子トイレに関してですが、しっかりと水洗のボタンを押して流していることです。用を済まして知らん顔ではないということが見て取れます。落着いた子どもだともいえます。しかし、反面、大人しい子どもだともいえますね。
この学校のトイレには換気扇がありませんでした。その代りに自然換気用のガラリがあり、網戸がその前に取り付けてありました。この網戸が結構大変でした。これまで何度かは取り外して掃除されたのでしょうが、構造的に取り外しが難しいものでした。この網戸を全て掃除して取り付けたら、トイレが明るくなったように感じました。
校長先生も参加されたのですが、「こんなに徹底的に掃除するとは思いませんでした」とおっしゃっていました。便器だけを掃除するのではなく、蛍光灯も分解するし、壁や床も徹底的に磨きます。便器もいとおしくなるまで磨きますから、使うのが勿体無いとなるほどです。キレイなトイレは心に余裕を与えてくれます。妊婦さんがトイレ掃除を一所懸命に行うのは、イライラを解消する目的もあるのではと思います。
5月はどこの学校にお邪魔しようかな?希望される学校関係者の皆さん!連絡をお待ちしています。
[ 2010年4月17日(土) ]
板橋さとやま学びの森に整備されたトイレは、素敵という表現がピッタリだと思います。外観は、トイレとは思えないほど景観にマッチしています。それは、純国産材を内も外もふんだんに使っているからです。そして、今時のトイレですから、ウォシュレット付です。
これまで、仮設トイレで不自由をおかけしていましたが、これからは車椅子対応のバリアフリーとなっていますので、どなたにも快適に使っていただけます。簡易水洗ですが、近頃のものは非常に良くなっています。当初は、バイオトイレという話もあったのですが、価格的にとても手の出る代物ではありませんでした。ですから、地下に水タンクを埋めて、水源としました。
山で一番難儀をするのがトイレだったのです。近頃の家庭には、洋式の水洗が多く普及しておりますので、和式の仮設トイレでは用を足せない人が結構おられるのです。足腰の弱っている高齢者もそうです。我家のお袋も足腰が悪いので、洋式のウォシュレットでないと嫌だといいますからね。ですから出掛けた時は、トイレを探すのに結構苦労します。
里山という非日常の中に、ウォシュレットという日常がどうなのかという議論もあろうかとも思いますが、下半身の安全は守るというのが私たちの出した結論です。これからドンドン、イベントも行っていく予定にしていますので、大いに活躍するものと期待しています。今月末には、地元の老人会がお花見で利用されるようです。保育所の園児たちもやってくることでしょう。
皆さんから、素敵だねって言っていただければ、関った大工や左官、電気工事、水道工事の皆さんも喜ばれると思います。皆さんも、どうぞご利用下さい。
[ 2010年4月16日(金) ]
東京にいる同級生が、心筋梗塞で意識不明になっているそうだ。肺ガンで入院している同級生もいる。55歳は、そういう年齢なのだろうか。私も入院して手術をしたのだから、本当に、他人事ではない。
心筋梗塞も肺ガンも、滅茶苦茶ヤンチャをしていたのだが、身体に自信があるだけに無理をしていたのだろう。昨夜は、「庄原の明日を考える会」のお花見だったのですが、昔なら、お酒ばかり飲む人が多かったように思うのですが、お寿司をつまみながら飲まれていました。明らかに飲み方が変わってきています。量より質に転換で、キーワードは、健康志向です。
我々の年代が病気になると、治るか死ぬかの二者択一であるように思う。こんなことは書きたいないけど、本当にそんな気がする。酒を飲みながらサプリメントも飲んでいるのだが、馬鹿な奴と笑ってください。でも、同級生の話を聞くと暫くは我慢しようと、一瞬だけ思います。そうです、意志薄弱なのん兵衛に健康問題を語る資格はありません。
自分ひとりの身体ではないということを忘れてはいません。皆さんに選ばれた議員ですからね。明日と明後日は、さとやま学びの森の集中作業日ですから、山の手入れと体の手入れを行います。
[ 2010年4月15日(木) ]
昨日は、広島県森づくり県民税のお話を少しだけ書きましたが、県民からの風当たりが結構強いみたいです。特に、沿岸部の市町からは、「どこでどう使われているのか教えろ」とか、「止めてしまえ」とかと言われているそうです。要は、宣伝不足ということのようです。
各戸500円を森づくり県民税として納めているのですが、確かに、山がない地域の人たちからすると、何で私が「森づくり県民税」を納めなければならないとなります。全国水源の里連絡協議会というのがあります。庄原市も参加していますが、「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」を理念としています。この水源の里こそが、山間部なのです。
水はどこからか勝手に湧いて出てくるのではありません。山の管理が悪くなると、水質は間違いなく悪くなるのです。美味しいカキだって、豊かな山の栄養分がないとできないのです。だから、カキの業者さんも本気で植林に取り組んだり、山の手入れを始めているのです。日本の国土の多くは森林です。このブログに何度も書いていますが、あの中国の最大の弱点は、水なんですね。
山の手入れをしないと鉄砲水が町に押し寄せてきます。近年の各地の水害は、手入れがされていない山にその原因の多くはあるように私は思います。川の堆積土を何度取っても、直ぐに溜まるのは、自然のダムの働きが落ちてきている証拠です。減反政策で荒れた田畑が追い討ちをかけています。これから梅雨を迎えますが、各地で災害が発生することは明らかです。
山を育てるということは、木を育てるということです。日本政府のODA援助に日本の米を加えてはどうでしょうか。私は山と田圃が生命線であると考えています。自動車は地球を救ってくれませんが、世界中の山と田畑を守れば、地球環境は好転していきます。そんな森づくり県民税の使い方こそが税の趣旨ではないでしょうか。
[ 2010年4月14日(水) ]
みなさん、ひろしま「山の日」ってご存知ですか?私は、全く知りませんでしたが、6月の第1日曜日がそうなんですよ。実は、板橋さとやま学びの森で庄原会場をさせていただくことになり、今日、その会議で広島に行ってきました。
今回で、第9回目となる「山の日」だそうで、今回のメイン会場は、北広島町ということになっています。今年は、6月6日に行われますが、メイン会場の他はサテライト会場ということで、9ヶ所あります。県北部は、三次と庄原がサテライト会場です。今回、板橋さとやま学びの森がサテライト会場になった理由のひとつは、広島県森づくり県民税の活用先進事例であるからです。
そもそも、この「山の日」は、6月第1日曜日を国民的な祝日にしたいという大きな願いをもって始まったのだそうです。「海の日」が有るなら、「山の日」があったっていいじゃないかと言う発想だったそうです。そうは言いながら、山に目を向けてもらい、自然環境を考えるということが主眼ではありますけどね。構成団体には、山岳会なども入っていますし、環境団体もあります。
初めて出させていただいた会議だったのですが、後半は、広島県森づくり県民税の話題になり大いに盛り上がりました。やはり、都市部の県民税に対する目は厳しいものがあり、庄原市への予算配分には不満そうでした。ですから、県の職員さんに対して、「県民税の活用事例を公開しなさい」と、迫っていました。すると、本年度から、税の有効活用がなされているかの検証作業が始まると答えていました。
目に見える形での活用がないのではという不満が充満していましたので、どうぞ、板橋さとやま学びの森においで下さいと申し上げて帰ってきた次第です。
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