湯崎知事がさとやまに!

[ 2010年4月24日(土) ]

湯崎広島県知事が本日、庄原市内で、「湯崎英彦の宝探し」を実施されました。その中の一つに、板橋さとやま友の会が行っている里山の整備の状況を実際に見てみたいということで、私たちと山を歩いて再生された山を確認していただきました。

ときどき写真日記に写っているのが、知事を囲んでの記念撮影です。初めて知事に会ったのですが、第一印象は、「ハンサム」でした。お食事の準備に来ていただいていた女性の皆さんも口々に、「若くてハンサム」を連発されていました。非常に気さくな方で、「マウンテンバイクで走ってみたい山だね」って真顔でおっしゃっていました。本当に自転車がお好きなことが分かりました。

偶然、敷信みのり保育所の子どもたちも遊びに来ていたのですが、湯崎知事は、「私の子どももここで遊ばせてやりたい」と言われるほど、景観が気に入られたようです。やはり、自然に勝るものはありません。それから、私たちの昼食も準備できていたので、知事さんもどうぞということになり、お結びとトン汁に広島菜の漬物をご一緒していただきました。トン汁がお気に召されたようでした。

若干時間もオーバーしたのですが、最後は一人ひとりと握手して次の宝探しに行かれました。あるご高齢のご婦人は、「知事さんと握手してもらった。もう思い残すことはない」というくらい興奮されていました。今日の模様は、テレビで放映されるそうですから、気にかけて見て下さい。

本当にこれでいいのか

[ 2010年4月23日(金) ]

日本という国はどういう仕組みで保たれているのだろうか。これほど、政治が迷走を続けても何とかなっているのが不思議でならない。今はまだ良いとしても、これから反動が出てくることは間違いないと私は思っている。

誰もが、「本当にこれでいいのか」と思っている。年金対決した、当時の大臣は自民党を離党し、追求していた人は大臣となった。天と地の差がある。しかし、やっていることに大きな違いがあるとは思えない。官僚制の大きな仕組みを壊さずに改革するということが本当に可能なのか、疑問符が3つも4つも付く気がする。やはり、国を割ることが一番ではないだろうか。

道州制といえば直ぐに、「また、市町村合併か」と思われるかもしれないが、そうではなく、県を合併させるというか、国を分割するというか、国内で競い合う自治体に再編することだと考えます。随分と前から、このことは言っていることなのですが、制度疲労を起こしている日本国を大きく変えるには、大鉈を振り下ろさない限り変わりません。それが、道州制です。

基礎自治体は、ゆるやかな連携をとる必要があります。個々は独立しているのですが、医療や福祉、教育などは、域として考えるべきです。守るべきところはきっちり守る。暮らす人を見捨てない、最後まで住み続けることが出来る仕組み。大都会偏重主義を打破するためにも、道州制が必要です。東京一極集中を解体して、本社を分散させるべきです。

これくらいのことをしてくれないと、日本丸の舵を任せることはできません。「あんたの考え方は、これでいいのか」と聞きたいですか、みなさん。これは、決して夢物語ではなく、産業もこのままでは、国内に残れなくなります。

政治主導とは

[ 2010年4月22日(木) ]

高速道路の新料金体系に小沢さんが噛みついた。「無料にすると言っておきながら、値上げではないか」と鳩山首相に具申すると、「引き取りましょう」と応じたというから、噛みついたには当たらないのかもしれない。

どうも、ネットの記事を読む限りでは、料金なども役人が決めているから、「役人の言うことは聞くな」と小沢さんが政治主導で引き戻したみたいだ。これはどうみても、政治主導というより、小沢主導というべきではないだろうか。かつての田中角栄を彷彿とさせる出来事でもある。小沢さんは、二大政党制を唱えている政治家ですが、このままでは、自民党が民主党に看板を変えただけに終わるのではないでしょうか。

舛添さんを自民党で料理できなかったことから判断すると、完全に二大政党制は頓挫です。私の友人が面白いたとえ話をしてくれました。自民党は、個人商店主の寄り集まりであるから、それぞれはバラバラであると。そのバラバラな個人商店主を裏で操っているのが、官僚組織であるのだと。だから、あれほど党首交代があっても政権の座に居座ることができたのです。

しかし、民主党に集まった多くの議員は、平場の議論で鍛えられて国会議員になっているのだから、少々のことでは妥協しない集団であると。確かにそういう人たちなんだと近頃は理解できるようになったが、悪く言えば、議論しても決められない集団ということでもある。だから迷走でもないと本人さんたちは思っているみたいだ。でなかったら、官房長官はとっくに病気になっていてもおかしくない。

官僚の抵抗も相当にあると思います。自分たちが営々と築いてきた組織を解体されてたまるかということです。しかし、昨日も書きましたが、国民は蚊帳の外では困ります。昨日、ある人にこう言われました。「庄原はまだ議員報酬があるんですか」と。相当な皮肉ですが、「まだ、貰っています」とお答えしておきました。

舛添さんも新党

[ 2010年4月21日(水) ]

ついに、舛添さんが自民党を離党することが決まったようだ。自民党の改革を求めたが受け入れてもらえなかったので、離党して新党を立ち上げ、参議院選を戦うことになった。政党要件はクリアーできており、更に増えて10名程度で結党する見通しと報道されている。

さあ、面白くなってきたと書けば不謹慎かもしれないが、人気のある舛添さんだけに注目は集まる。ズバズバ物申す集団になりそうなので、アピール度は相当に高いのではないだろうか。私が一番関心があるのが、どこのグループと連携するかである。ひょっとすると、みんなの党あたりと連携するのではと個人的には思うのだが、表にはでないだろうな。民主とは有り得ないでしょう。

自民党は内部から改革できないのであれば、腐ったりんご集団なのか、抗菌のわさび集団なのか、寄らば大樹の陰集団なのか、不思議な政党になってしまった。保守本流でもなく、改革でもなく、じっと我慢の子でいいのだろうか。次に飛び出すのは、河野あたりかな。政界再編どころか、政界グチャグチャ状態なり。国民のためと口では言っているが、自分のための人が多いのでしょう。

大阪府の橋本新党も面白い。普天間で迷走を続けている鳩山さんだけど、とても5月中には決着がつかないでしょう。民主党内も不満だらけだけど、ここで分裂はできず、小沢さんの選挙手腕にかけているみたい。地方の議会も議会なら、国会もでたらめなり。つまらない国、日本にまっしぐらみたい。逃げることが出来ない国民の怒りはどこに向ければいいのだろうか。

天候不順

[ 2010年4月20日(火) ]

山桜が未だに咲かない。暖かくなるかなと思えば、朝冷えがしたりするので、「困ったことだ」と花も悩んでいるのだろうか。例の大噴火で、世界中が冷えるのではとも言われているが、過去にもそういう事例があるそうだから、大いに心配だ。

地球規模での異常気象や、多発する地震。どうも地球号が変調をきたしているのではと感じるのですが、どう思われますか。しかし、長い歴史のスパンからすると、地球温暖化ということが本当なのかどうかは分からないという説もあるようです。地球は生きているのですから、地殻変動も起きますし、津波だって発生するのは当たり前かもしれません。しかし、人類への戒めであるように私には思えます。

文明社会と言われて久しいわけですが、何をもって文明なのか、分からなくなってきました。自然破壊をしてまで文明社会を優先することが、果たして文明と言えるのだろうかと思えてきました。物言わぬ自然が、一斉に抵抗を始めたのかもしれません。昨日、東京から取材に来られたジャーナリストとさとやまにご一緒した時です、「風の音がしますね」と言われたのです。「心地よい風の音です」とも。

更に、「木の香りが素敵ですね。癒されます」ともおっしゃいました。自然に包まれて生かされているということを忘れてしまった自分たちがいるのではないでしょうか。食物も自然からの恵みですが、食べることが当たり前になってしまっています。だから、いくら廃棄しても気にもとめません。生産現場を知らないからです。作物は、自然の中で翻弄されながら成長するのです。

野菜が高騰しているそうです。所謂、端境期なのでしょう。無理をするのではなく、旬のものを旬にいただくことこそが、自然であるわけです。