素敵なトイレ

[ 2010年4月17日(土) ]

板橋さとやま学びの森に整備されたトイレは、素敵という表現がピッタリだと思います。外観は、トイレとは思えないほど景観にマッチしています。それは、純国産材を内も外もふんだんに使っているからです。そして、今時のトイレですから、ウォシュレット付です。

これまで、仮設トイレで不自由をおかけしていましたが、これからは車椅子対応のバリアフリーとなっていますので、どなたにも快適に使っていただけます。簡易水洗ですが、近頃のものは非常に良くなっています。当初は、バイオトイレという話もあったのですが、価格的にとても手の出る代物ではありませんでした。ですから、地下に水タンクを埋めて、水源としました。

山で一番難儀をするのがトイレだったのです。近頃の家庭には、洋式の水洗が多く普及しておりますので、和式の仮設トイレでは用を足せない人が結構おられるのです。足腰の弱っている高齢者もそうです。我家のお袋も足腰が悪いので、洋式のウォシュレットでないと嫌だといいますからね。ですから出掛けた時は、トイレを探すのに結構苦労します。

里山という非日常の中に、ウォシュレットという日常がどうなのかという議論もあろうかとも思いますが、下半身の安全は守るというのが私たちの出した結論です。これからドンドン、イベントも行っていく予定にしていますので、大いに活躍するものと期待しています。今月末には、地元の老人会がお花見で利用されるようです。保育所の園児たちもやってくることでしょう。

皆さんから、素敵だねって言っていただければ、関った大工や左官、電気工事、水道工事の皆さんも喜ばれると思います。皆さんも、どうぞご利用下さい。