決算審査終了

[ 2013年9月9日(月) ]

本来ならば先週の金曜日で終わっていた決算審査ですが、4日に大雨注意報が出され市内の学校が休校になったりした関係から、議会もお休みということになりました。ですから、4日の審査を本日行い、3分科会の審査が終わりました。

私たちの本日の審査は教育委員会が所管する、教育総務課、教育指導課、生涯学習課の3課でした。先ずは総務課でしたが、庄原市内の小学校の休校施設数は17校と県内27休校施設数の何と63%を占めているという説明にビックリ。中には危険な状態の休校校舎もあるみたいで、早急な対応策を求めましたが、私が9年前に議員ななった時の議論と何ら進展しておらず、主査報告でも強く改善するよう勧告することとしました。

教育指導課に関しては、不登校等の生徒指導体制についての議論や、特別支援教育の充実に関しての議論がありましたが、就学前、小学校、中学校、家庭、地域、各行政組織の連携が非常に重要であるという認識で一致しましたが、現実は多くの課題を抱えており、課題解決に向けて努力するということで審査を終わりました。中々、決算審査には馴染みにくい課と私は1人で思ったところであります。

生涯学習課に関しては、博物館から古墳、スポーツ振興や各地の集会所の管理運営など、正に多岐に亘っており、少し整理する必要があるのではと感じました。全てを生涯学習という括りでするには無理があるということです。個人的には、教育民生常任委員会でこのあたりを少し議論し、教育委員会の見解を聞きたいと思いました。絶対に交通整理しないと迷路みたいな生涯学習課です。私にとっては。

敬老会でした

[ 2013年9月8日(日) ]

今日は敷信自治振興区主催の敬老会が開催されました。私の母も90歳ですが、元気に出席して「楽しかった」と喜んでいました。出掛けるといえば、デイ・サービスだけとなり滅多と地域の人たちにも会えないので、本当に嬉しかったみたいです。

敷信自治振興区も敬老会には60歳から加入できるのですが、年会費は支払うけど集まりには出ないという人が殆どです。というのも、今日の敬老会の参加資格は、75歳からなんですよ!つまり、それほど皆さんが元気ということがいえます。今日の敬老会の中でも75歳ははなたれ小僧扱いで、裏方のお手伝いをされている人もいました。

生涯現役と言いたい気持ちはありますが、後期高齢者という表現もありますが、75歳が分岐点みたいです。決して75歳からは何もしなくなるということではなく、第一線からは退くという感じです。85歳でも機械で草刈りをされている人も相当見かけますし、90歳で田の水を見て歩く人も知っています。そんな訳で、敬老会も年々進化しており、誰が敬老者か分からない状況となっています。

各地域のテーブルを回って挨拶をさせていただきましたが、私の手を握って下さる方々は、正に私の両親といえます。有り難い限りです。「頑張れよ」って本気で激励して下さいます。やがて来る道ではありますが、後輩に祝ってもらえる様、しっかり頑張りたいと思います。

稲刈りになりません

[ 2013年9月7日(土) ]

我家の稲は早くから倒伏していますが、晴れの日が続きませんから稲刈りになりません。倒伏によって芽を切っていると思いますが、どうしようもありません。今日は朝から稲刈りをしている人もいましたが、軟弱地盤で相当に苦労されていました。

普段でも倒伏することが多いコシヒカリですが、今年は例年に比べると何倍もの面積で倒伏しています。中には既に芽を切っており、収量や品質が心配されるところです。今年の稲作は異常というか、除草剤が効かずひえだらけの田圃も相当に目につきます。稲作の意欲が落ちている証拠とも考えることが出来るのではないでしょうか。

ひえや草が多いとコンバインが詰まってしまい稲刈りなりません。私の知り合いの田圃も担い手のお母さんが体調を崩されて入院されていたので、草ボウボウ状態になっています。私の周りの農業従事者の平均年齢は70歳を超えていると思いますが、そんな人たちが農業を支えているのです。営農集団から法人化と営農形態は変わっていますが、基本は個人の農家ではないでしょうか。

私は兼業農家が日本の農業を支えていると普段から言っていますが、兼業だからこそ、収入に関係なく農業を続けることができるのです。誰が200万円からするトラクターを年に1週間しか使わないのに買いますか。大規模集約型農業で自立なんて、日本全体を見て広いとか狭いとか言うなら分かりますが、どの都道府県でも同じことを言うには無理があり過ぎると思われませんか。

とんだ、稲刈りのお話になりましたが、天候に左右されるのが農業です。その天候が異常になれば、農作物の価格は乱高下します。

庄原赤十字病院で赤ちゃんが生める?

[ 2013年9月6日(金) ]

昨日の中国新聞に、「備北に産科医充実を」の見出しが躍りましたが、庄原赤十字病院での分娩再開を目指すことを広島県や県産婦人科医会、広島大学などでつくる県周産期医療協議会が取組むことを決めました。

備北保健医療圏域で分娩ができる施設は、三次中央病院だけとなっていますが、産科医4名体制で年間763件の分娩取扱件数は他の施設に比べ異常な数であり、危険性が指摘されています。そこで、三次中央病院への医師の補充と、2005年に分娩を中止した庄原赤十字病院の分娩を再開することをセットで進めようとするものです。

県医療政策課は、「産科医が不足し、より困っている所を優先して取り組み」と明言しており、早期の庄原赤十字病院での分娩再開が期待されます。時期については書かれていませんでしたが、これから色々な調整作業が必要となります。それでなくても不足している産科医を再配置する必要があり、広島大学の協力なくして再開は有り得ません。

今回の私の一般質問は、庄原赤十字病院などを核としたエリアと市役所周辺を繋ぐまちづくりの提案をすることにしていましたので、勇気百倍となりました。文芸の小路(百倉通り)を改修して、紅梅通りと連結し、日赤からジョイフル、田園文化センターを一体的に整備し、人が回遊できる形を考えています。詳しくは、私の一般質問の通告書を資料室にアップしますので、ご覧下さい。(国の制度を活用)

私の一般質問は、9月17日の午後1時から2時くらい開始だとは思いますが、正確な時間は分かりません。

決算審査分科会

[ 2013年9月5日(木) ]

本日は、教育民生常任委員会が所管する、市民生活課・社会福祉課・女性児童課の平成24年度の決算審査を行いました。大雑把に言うと、24年度に実施した事業内容と執行した予算の整合性というか妥当性(事業効果)について審査しました。

極端な話し、議会が不認定としても全然問題ないということがありますのが、議会も予算を通して執行されている訳ですから、自己点検の意味も含めて審査しています。昨年に引き続き、指定管理の在り方についてかなりの時間を割いて議論しましたが、噛み合わない議論が延々と続き、虚しさだけが残ったという感じです。公設公営は全て良しという論法でもありませんけど。

限られた財源を有効に使うには、「最小の経費で最大の効果」と言われてはいますが、中々効果は上がらないのが実態です。私たちが明確に審査して、その審査結果に基づいて事業を縮小したり拡大したりする仕組みを作りたいのですが、問題は、事業評価の仕方であり、費用対効果の判断です。これは愚痴というか情けない話ですが、自主財源が少ないので独自事業は殆どありませんから、虚しいのです。

これから合併算定替えで交付金が庄原市の場合、平成27年度から減額されてきます。5年間で段階的に縮減され、現在に比べると33億程度が来なくなるということです。分かっていながら何の手も打たないのか、基金を積んでいるから何とかなるさなのか?自治体間競争が激しさを増し、人が集まる所と人が出て行くところが二極分化していくと考えられます。

情けないブログを書いてしまった。出来ないを「できる」にしなければ!発想の大転換じゃ!