決算審査分科会

[ 2013年9月5日(木) ]

本日は、教育民生常任委員会が所管する、市民生活課・社会福祉課・女性児童課の平成24年度の決算審査を行いました。大雑把に言うと、24年度に実施した事業内容と執行した予算の整合性というか妥当性(事業効果)について審査しました。

極端な話し、議会が不認定としても全然問題ないということがありますのが、議会も予算を通して執行されている訳ですから、自己点検の意味も含めて審査しています。昨年に引き続き、指定管理の在り方についてかなりの時間を割いて議論しましたが、噛み合わない議論が延々と続き、虚しさだけが残ったという感じです。公設公営は全て良しという論法でもありませんけど。

限られた財源を有効に使うには、「最小の経費で最大の効果」と言われてはいますが、中々効果は上がらないのが実態です。私たちが明確に審査して、その審査結果に基づいて事業を縮小したり拡大したりする仕組みを作りたいのですが、問題は、事業評価の仕方であり、費用対効果の判断です。これは愚痴というか情けない話ですが、自主財源が少ないので独自事業は殆どありませんから、虚しいのです。

これから合併算定替えで交付金が庄原市の場合、平成27年度から減額されてきます。5年間で段階的に縮減され、現在に比べると33億程度が来なくなるということです。分かっていながら何の手も打たないのか、基金を積んでいるから何とかなるさなのか?自治体間競争が激しさを増し、人が集まる所と人が出て行くところが二極分化していくと考えられます。

情けないブログを書いてしまった。出来ないを「できる」にしなければ!発想の大転換じゃ!