今日は議員全員協議会でした

[ 2023年5月29日(月) ]

協議事項1は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した経済対策についてと、協議事項2は、上野総合公園陸上競技場トイレ洋式化工事についてでした。これらは6月議会に上程されます。

交付金の総額は277,345千円で、内訳は低所得世帯支援枠分として111,862千円、従来の重点交付金分として165,483千円となっています。低所得世帯支援枠分の低所得世帯臨時生活支援金事業(住民税非課税等世帯)は、1世帯当たり3万円の生活支援金を給付するもので、事業費合計、144,640千円です。

従来の重点交付金分は、①住民税所得割非課税世帯1世帯当たり1.5万円の生活支援金支給事業に13,388千円。②キャッシュレス決済推進事業(プレミアムポイント付与による物価高騰支援)として、申込を行った市民に対し、「なみか」「ほろか」カードに5000円分のプレミアムポイントを付与するものです(チャージ不要)で、事業費129,611千円です。

そして、③エネルギー高騰対策支援事業として、燃料費及び光熱水費の金額の合計10%(上限50万円、下限3万円)を支援金として交付するもので、事業費126,466千円です。④学校給食費負担軽減支援事業として8,266千円の事業費で小学生1食当り18円、中学生1食当り21円を支援します。事業費合計、277,731千円です。

総事業費422,371千円ですが、財源は国財源:令和4年度予備費から276,580千円支出されますが、一般財源が今のところ145,791千円となっていますが、国からの追加支援や県からの支援もある予定となっており、最終的な一般財源額は確定していませんが、令和4年度予備費ですから年度内に執行する必要があり6月議会初日に補正として計上されます。

上野総合公園陸上競技場トイレ洋式化工事については、今年11月11・12日に、上野総合公園陸上競技場(メイン会場)及び場外の公園施設を会場としてサッカー元日本代表選手のドリームチームと開催地チームとの親善試合等が計画されており、多くの来園者が見込まれることから上野総合公園内の34基のトイレの機能性向上を図るものです。

正式名称は、「宝くじスポーツフェア ドリームサッカー」ですが、開催地決め手の一つは、宿泊施設としてメイン会場近くに「ラ・フォーレ庄原」があることだったそうです。庄原市開催は難しいかなと思っていましたが、決まった以上は市民全体で盛り上げていきましょう。

お知らせです!庄原市議会のホームページに「議長の動き(クリックすると飛んでいきます)というコーナーができました。議長公務を中心にアップしていきますのでご覧下さい。

東京は普段通りでした

[ 2023年5月26日(金) ]

24日25日開催の「日本自治創造学会」に参加しましたが、東京の人出はコロナ前に戻っていました。羽田に着くと飛行機の駐機場は一杯ですし、飛行機から吐き出された多くの観光客や出張族たちはぞろぞろと到着口に向かいます。

私は今回ノーマスクで2日間通しましたが、2割程度の人がノーマスクであったように思います。夕食をいただきにレストランに出掛けましたが、お客さんは全員ノーマスクでした。行きも帰りも歩いたのですが、やはり夜になるとかなり多くの方がマスクを外されていました。今の感じでは6月中には殆どの人がマスクを外すのではないでしょうか。

肝心の自治体学会ですが、多くの講演がありましたが、私は岡山県奈義町長の奥正親さんの講演が一番心に刺さりました。合計特殊出生率2.95(2019年オフィシャル値)は本当に凄い数字ですが、話を聞くと、町長からすると当たり前という雰囲気でした。そのために2012年に「子育て応援宣言」を行ったのだからと言わんばかり。

詳しい内容についてはこれから報告書を書きますのでお待ちいただきたいと思いますが、奥町長の言われる、「地域や国が生き残るためには、人口維持、そして出生数(出生率)の維持は必要です」は、本筋論なんです。奈義町の人口は5702人(2023.4.1現在)ですが、近年は毎年55人程度の子どもが生まれています。

掛け声だけで子供は生まれないことが理解できました。充実した子育て支援策が揃っていることで可能となっているのです。子育て環境の充実も目を見張るものがあります。奥町長はぶれない人であり、有言実行の町長だからかも知れませんが、まち全体で子育てであることは間違いありません。

明日から「日本自治創造学会」

[ 2023年5月23日(火) ]

15回目の開催となる日本自治創造学会ですが、今回のメインテーマは「DX時代の地方創生 ~”自治力”を高める~」です。明日のプログラム、自治体事例発表~DX時代の個性あるまちづくり~ 群馬県太田市長、石川県加賀市長、岩手県盛岡市副市長の3氏の発表を非常に楽しみにしています。

そして、25日の講演「出生率2.95 人口維持のまちづくり~町全体での子育て~ 岡山県奈義町長も是非とも聞きたい講演です。その他、大学教授の講演やパネルディスカッションもありますが、聞いてみないと分からないという感じです。しかし、これだけの講師陣を手配される事務局さんのご苦労も大変であろうと思います。

庄原市議会から我々きずな庄原4名を含む10名の議員が参加しますが、避けて通れないDX(デジタルトランスフォーメーション)についてしっかりと学んで庄原市に持ち帰るつもりです。国も広島県も大変力を入れているDX政策ですが、出遅れ感の強い本市ですので、周回遅れにならないように議会からプッシュしていくつもりです。

帰りましたら報告書をアップしますので、ご期待下さい。私の信条、「できない」を「できる」にしていきます。

どうする高正どうするジョイフル

[ 2023年5月22日(月) ]

鮮コーポレーション(株)西田昌史会長の新聞折込の裏面の手紙(彼の思いを書いたもの)に私が登場することがありますが、今回のタイトルは『将来Ⅳ どうする高正どうするジョイフル』 悩める西田会長の文章が綴られています。

私にできることは一般質問でまちづくりについて質す程度のことです。ジョイフルの前理事長の宮崎さんとも、ジョイフルをどういう形にするか協議しましたが、結局、形にならなくて理事長を西田さんに交代することになりました。西田さんもジョイフルをどう整理するか、想像以上に悩んでおられます。

今回の西田さんの手紙には、『今ここにあるジョイフルをどうする?』これが、半端なく難しい。難しいとは思っていたが、こんなにたいへんとは。堂々巡りで何も進まない。無力感に苛まれる。との記述があります。彼は決して諦めているのではありません。その証拠に、同時進行で『これからのジョイフル』のことも考え、進めようと。そうすれば、何かが動き出すに違いない。とも書かれています。

纏めとして、具体的なプランは、これからだし、できるかどうかも分からないが、『ジョイフル道の駅計画』もしくは『ジョイフル道の駅ふう計画』が令和の庄原を生き返らせる。そう、高正と一致した。頼むよ高正。知恵をかしてくれ。一緒に汗を流してくれ。と。ここまで書かれている私としては、西田先輩と一緒に汗を流す覚悟です。

市民の皆さんも今後のジョイフルにご期待下さい。そして、一緒にまちづくりを考えていきましょう。

ゼレンスキー大統領来日

[ 2023年5月20日(土) ]

ウクライナのゼレンスキー大統領が来日することが発表されましたが、大統領の強い要望から実現したと報道されています。では一体、ゼレンスキー大統領は急遽参加が決まったのでしょうか?

報道をみると、ゼレンスキー大統領は国際社会がロシアとの和平を模索しているのではないかと危惧しているとあります。このままで幕引きをされたのでは領土をとられたままとなり、クリミアと同じことになるのではと警戒しているみたいです。訪問の目的は、バイデン大統領に直接会ってF16の再輸出を認めてもらうことにあるようです。

ロシアを刺激することを嫌っていたアメリカが、ロシアを叩く方向に舵を切るとことを決断したのではないでしょうか。自由主義社会の国々が集うG7広島サミット(+招待国)でのゼレンスキー大統領の発言に注目が集まるのは間違いありません。そして、グローバルサウスの国々に対してクサビを打ち込む意味もあると思います。

今にして思えば、平和公園での岸田首相とフランスのマクロン大統領がやけに親しく感じられたのは、フランス政府が仕立てた飛行機で来日するからだったのかも知れません。本当にG7の国々が連携しているという証でもあり、ロシアの孤立化がより鮮明になってきています。核軍縮に関する新たな展開はなさそうですが、核不使用の歴史は保たれそうです。

話しは変わりますが、昨夜の宮島でのワーキングディナーには広島牛(比婆牛)が食材として使われたことが発表されています。