里山トライアスロン

[ 2023年11月21日(火) ]

23日に板橋さとやま学びの森を会場に、県立広島大学「さくらプランニング」主催の「里山トライアスロン」が開催されます。コロナ禍ということもありここ4年ばかり開催できていなかったのですが、久々の開催となります。

大学生たちが考えだした山でのスポーツと言えばそうなんですが、山を楽しむいう趣旨もあり、基本的には山の中を走ることがメインとなっています。先ず、薪割です。ただ単に斧で丸太を割って薪を作るのではなく、指定された太さの薪にしなければ次に進めないルールがありますので、ここで相当に差がつきます。

次はランです。急こう配の山道を走って展望台まで行き、今度は急坂を転げる様に降ります。そして最大の山場となる火起こしです。ロケットストーブに木切れを入れてマッチで火をつけなければなりません。マッチ3本で点けられなければ20m後方にあるマッチを取りに行き再度挑戦となります。そして点火後、ピーピーケトルが10秒間なれば成功です。

山道を走って体力が消耗しているのと寒さで手が震えるのでマッチがまともに擦れないのです。その様子を周りで見ているのですが、(選手には可哀そうですが)何度やっても火が点かないのが滑稽で笑えてきます。今回はアナウンスが遅くなったので市外からの参加はないみたいですが、やってみるかと思われたら当日参加も可能ですので、奮ってご参加下さい。

開催日時は、11月23日午前9時開始です。会場はグーグルマップ←クリックです。

秋季例大祭でした

[ 2023年11月20日(月) ]

昨日は、地元の王子神社の秋季例大祭でした。昔は、頭屋(とうや)というお祭りの準備等を仕切る仕組みがあり、頭屋に当るとお餅をついたり野菜を準備したりと結構大変だったので、今では全て購入することになりました。

我々の王子神社は地域の集会所の役割も担っていますので、話し合いが必要な時にはお宮に集まることになっています。そのために維持管理費として毎月各戸3000円を徴収(自動引落)しており、お宮だけでなく、自治会費やゴミステーションの維持費等に充当しています。これまでも屋根の葺き替えや本殿の改修等も行ってきています。

どこのお宮も維持管理費の捻出にはご苦労されていると聞いていますが、集落の維持管理費に充当できる積立ては有効な手段だといえます。という訳で、エアコンこそついていませんが、快適なお宮となっています。昨日のお祭り後の直会は久々に皆さん揃っての飲食となりましたので、大いに盛り上がりました。

一杯入ると、遠慮なく宮司に質問する者も出てきます。昔ならお祭りの写真撮影はご法度だったそうですが、昨日はバンバン写真を撮って集落のLINEグループにアップしていました。このLINEグループも先週の祭の準備の時に立ち上げたものですが、これからは連絡網は電話ではなく、LINEで行っていきます。先ずは、見る習慣をつけることから開始かな?

漆は大丈夫です

[ 2023年11月18日(土) ]

本日、福井県越前市の株式会社箕輪漆行の蓑輪さんが私たちの漆を見に寄って下さいました。雪が降るあいにくの天気でしたが、私たちと一緒に漆畑の漆を見て回っていただき、「1年目はこんなものです」と言っていただき安堵しました。

たまたま岡山県赤磐市の漆仲間から我々のことを聞かれてそうで、どんな人たちが漆を植えているのだろうかと興味を持たれたのだそうです。苗を植えて早くて12~3年しないと漆掻きができないものを、かなりの面積植えているということだけでも、「相当に変わった人たち」とうつったようです。

蓑輪さんは漆アドバイザーということですが、名刺の裏に、信条:「漆を通じお客様のお役に立つ事をモットーにしています」と書かれていますので、漆には相当に思い入れがあることが分かります。色々とお話を伺ったのですが、日本に輸入されている漆の4割程は箕輪漆行さんだそうですし、日本各地からも漆を仕入れられているそうです。

私たちは漆の木が成長しないので、「大丈夫だろうか」と心配していたのですが、来年はぐっと成長しますよとの言葉に、「よっしゃ!」と呟きました。実は来年用の漆畑の造成が既に始まっており、心中穏やかではなかったのです。段々と漆のことも分かってきていますが、何せ素人ですから五里霧中状態であることは変わりません。

蓑輪さんは恐らく中国産の漆液が徐々に入って来なくなる危険性を感じておられるのだと思います。日本の文化を守る意味からも国産漆を増やさなければなりません。

寒くなってきました

[ 2023年11月16日(木) ]

ついこの前まで、「暑い、暑い」と言っていたのが、「寒くなりましたね」に挨拶が変わりました。洋服をやっと夏物から秋冬ものに入替えました。そしてクールビスが終わりネクタイを締める様になりました。

一昨日の東京では、コートを着た人もいれば、半袖の人もいるという、夏が終わっていない人と冬になった人が混在している状況でした。コロナは落ち着いているみたいですが、インフルが猛威を振るっているとの情報もありますので、寒暖の差には十分注意して乗り切りましょう。早目早目の行動が重要とも言えます。

例年、このシーズンは乾燥肌で体が痒くなるので痒み止め軟膏が必需品となります。これまで色々な軟膏を試してきましたが、今はあるメーカーの痒み止め軟膏が肌に合うみたいで助かっています。糖尿病などの薬を沢山飲んでいることで皮膚に変化が起きることもあるのだと思いますが、先生はそうは言われません。

と、愚痴を書きましたが、自ら蒔いた種ですからね。年齢を重ねていくと体の随所に不具合が発生することもあります。目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったりしてきています。情けないですが、現実です。しかし、治療するほどではないと言われるので、イライラします。

東京、日帰り陳情

[ 2023年11月15日(水) ]

昨日は午前7時に自宅を出発して、国交省、地元選出国会議員の皆さんに、広島空港へのアクセス道路「フライトロード」の早期完成の陳情でしたが、世羅町、府中市、三原市、三次市、神石高原町の関係者との統一行動でした。

全国から陳情団が東京に集まってきていました。我々も数で勝負ということではありませんが、15名からの人間が移動するのですから、邪魔になりますよね。私たち以外にも広島県からは内陸協の県議たちや、広島市長等も陳情団を組んで上京されていましたが、勝負は既についている訳で、最後の詰めという感じです。

国交省のある幹部が、「広島県からは岸田総理、斉藤国交大臣がいらっしゃる訳ですから、この時に予算がつかないのはおかしいでしょう」的な発言をされましたので、何らかの補正予算がつくと感じました。道路行政は、県が計画、予算化(表明)することで、国が動くという構図があります。これが結構、阿吽の呼吸なんですね。

ということで、党派を超えて国会議員の先生方にも陳情しないとええことにならんのです。地元の為に、とうぞ宜しくお願いしますと連呼して歩く理由はそこにあります。しかし、陳情行政はもうええでしょう。要望書を受け取る国会議員の先生も詳しい内容はご存知ない方が多く、これが実態かなと思ってみたりしました。

さあ、これからは12月議会に向けて準備しなければなりません。惰性で動く議会ではなく、クリエイティブな議会とする様に頑張りましょう。