祭りの準備と漆の手入れ

[ 2023年11月13日(月) ]

来週19日に地元の王子神社の秋季例大祭がありますので、昨日は宮の周りの草刈作業やお宮に飾る注連縄を綯いましたが、以前のブログにも書きましたが、自前の稲わらが無いので今年の注連縄は少し小ぶりとなりました。

昨日は行事が重なった影響から男性の参加者が少なく、注連縄を綯う手が揃わなかったこともあり、横綱の様に中央部が太くなりませんでした。昨年のものを並べて比較すると、大人と子どもといった感じでしたが、再度作るほどの稲わらもないので、「まあ、ええが」ということになりました。

年々、手抜きとまではいいませんが、宮の中に飾る左縄も去年のものをそのまま使うことになりました。昨日は注連縄を綯う様子をスマホで撮影しましたが、問題は稲わらです。私が、「来年は注連縄用の稲を植える必要がある」と言うと、「確かにはで干しの稲わらは違う」と綯いながら頷く男性がいました。

祭りの準備作業が終わると次は漆の手入れです。具体的には、漆の食害防止用のカバー(クワンタイ)の中に生えている雑草の駆除作業です。大きく3ヵ所に漆を植えているのですが、漆の生育が良いのは谷底の様な感じの畑です。恐らく、水持ちが良いのだろうとみんなで話したのですが、高台の畑の漆は生育不良でした。

来週、漆の業者の方が漆を見に来て下さるので、アドバイスをいただき対応したいと考えていますが、肥料をやりなさいと言われるのではないかなと感じています。

久々の休日

[ 2023年11月11日(土) ]

今週は目一杯、公務や行事が入っていましたので自由な時間がなくストレスがかかっていましたが、今日は何の予定もなくリフレッシュできました。やはり68歳という年齢は正直で、若い時の様な動きはできなくなってきています。

特に、東京日帰り出張は堪えます。普段、殆ど歩くことがありませんが、東京では電車を乗り継いで目的地に行くのですが、乗り継ぐ際には駅構内を相当に歩くことになります。本当ならスニーカーに軽装で行きたいほどです。実は来週の14日にも東京日帰り出張が予定されておりますが、帰着は午後10時を過ぎます。

12月議会を控え、執行部からの報告や協議も増えており、日程がタイトになっていますので仕方ありません。12月議会では政府が成立を目指している補正予算が下りてきますので、執行者も速やかに補正を組みますので、議会としても速やかな対応が必要となります。物議を醸している補正予算ではありますが、生活支援、経済支援は待ったなしです。

明日は地元の王子神社の秋季例大祭の準備です。メインは注連縄作りですが、地元で稲わらが準備できないので仕入れています。こんな時代が来るとは思いもしませんでしたが、飼料稲に転換しているので稲わらがとれないのです。昨日のニュースに注連縄を作って販売している業者が映っていましたが、そんな時代も感じます。

徐々に秋を通り越して冬に近づいて行っていますが、健康に留意して頑張っていきたいと思います。

全国市議会議長会

[ 2023年11月10日(金) ]

昨日、東京で「全国市議会議長会」が開催され、中国部会(中国市議会議長会)から提出して議案(庄原市議会提案)、「森林環境譲与税の譲与基準の見直しについて」が全会一致で採択され中央に要望されることとなりました。

今回、各部会から提出された18の議案は全て全会一致で採択されましたが、各県の議長会から各部の議長会を経て全国市議会議長会で上程される訳ですから、基本的には全会一致となります。特に今回の庄原市議会の提案は時流に乗ったタイムリーなものであったと言えます。

内容は、令和6年度から新設される森林環境税100憶円に限り森林面積に応じて配分される様に求めた提案です。令和元年度から配分が始まった森林環境譲与税ですが、配分額は50%を森林面積、30%を人口、20%を林業就業者数を基準に決めていますが、問題は、人口割合にあります。ですから、今回の議案となったものです。

つまり、本来の山の手入れという観点から言うと、森林が殆どない大都市部が森林環境譲与税を多く配分されるということは如何なものかと以前から言われていたのです。農林水産省も検討課題と捉えていましたので、何としても要望が認められることを願っています。個人的にもずっと主張していたことであり、思いが叶えられた気持ちです。

市民と語る会

[ 2023年11月8日(水) ]

昨夜は峰田自治振興センターで「市民と語る会」が開催されました。市民21名が参加され、テーマである「人口減少問題」、「有害鳥獣対策」について意見交換させていただきました。

人口減少問題は、全体の大きな話ではなく、個別課題について考えてみて欲しいということでした。つまり、空家、廃屋、耕作放棄地、森林、相続登記等についての見解を伺うというものでしたが、我々は建前論(法解釈)でしかお答えすることができず、イライラされたことと思います。結論は、他人の持ち物を勝手に処分することはできないということです。

相続人がどこにいるのか分からず地域は迷惑している現実があるということなんですが、現行法ではどうにもできず、粘り強く役所に通って相談するしか方法がない訳です。私の集落でもそういった問題は起きており、「どうしようか」と言ってみるばかりで、解決策が見つかりません。空家問題は本当に深刻な課題であり、法整備が急務といえます。

有害鳥獣対策については、被害が深刻で、農業を続けることを諦める農家が出てきています。昨夜も知り合いが来ておられたのですが、山の中で構造改善もしていないがイノシシが凄いので、僅か1反しか耕作していないが、それでもイノシシと格闘しているとおっしゃっていました。確かに米を買って食べた方が遥かに安いとも。

防除柵設置事業が4月1日以降に購入・設置を行ったものが補助金対象となっているが、有害鳥獣は年中農地を荒らしているのだから、通年で補助対象として欲しいという要望が出されましたので、持ち帰って協議すると約束しました。どういった理由で、申請期間が4月から10月末となったのか、当時と事情も異なるので、通年の提案をしましょう。

今夜も市民と語る会が北自治振興センターで開催されます。北は特定のテーマは無く、フリーな意見交換となります。

久々に意見交換

[ 2023年11月7日(火) ]

昨夜は西田先輩と久々に一杯やりながら意見交換しました。内容は多岐に亘ったのですが、最後の方は酔ってしまいあまり覚えていません。「高正はどうして物怖じしない人間になったんだ」と言われたような気がしますが、私はそんな恐れを知らない人間ではありません。

西田先輩とはこれまで掃除に学ぶ会や同窓会で一緒に活動してきていますが、先輩曰く、「高正がワシに勝手に役をつけて動かしている」と言うではありませんか。私はそんな無礼なことはしていないと言っても、「いいや、お前が主導している」と言い続けていましたが、そう言いながらも楽しんでいる節を感じます。

先輩は社長を長男に譲り、今は会長として、ジョイフルの理事長として頑張っておられます。言いたいことは沢山あるけれど、我慢して若い者の意見に従っているみたいです。しかし、長男が自分と同じ行動パターンなので、不思議に思うこともあるそうです。次男坊は奥さん似みたいだとも言っておられました。

予定していた時間を1時間オーバーして3時間ばかり意見交換しました。先輩はどうしても私の物怖じしない態度について解明したかったみたいですが、自分ではそんな気持ちはない訳ですから、「どうしてなんじゃろう」としきりと言っていました。皆さん、私ってそうれほど横柄な態度ですかね?実は、結構多くの人からそう言われることがあるんです。