奇跡のプレーボール

[ 2024年8月16日(金) ]

自慢することでもない気がしますが、「禁酒続行中」です。この暑さなら、「ビールじゃ!」と言うか言わぬかで、「プシュ」でしたが、今は清涼飲料水を飲む程度です。確かに飲みたい時もありますが・・・。

どうして飲まないのかと聞かれれば、「もう少し飲まずにいようと思う」と返事をするのが常ですが、本音なんです。再び飲み始めれば、「ようこそ虎の穴に」となることは間違いなく、そうなると冷静でいる時間が少なくなる気がしています。冷静とは自分のことを真剣に考えることができる時間です。

これまでがええ加減な生き方だったとは思いませんが、真剣であったかと問われたら、「一種の惰性」であったと思われます。惰性とは、敷かれたレールの上を歩いていただけかもと思えるのです。昨日読んだ「奇跡のプレイボール」は太平洋戦争で戦った日米の元兵士がハワイで野球をした物語でしたが、正に奇跡のプレーボールです。

読み終わって気がついたのですが、作者の大社充さんの講演を聞いたことを思い出しました。DMOに関する講演でしたが、彼が日本の第一人者であるとの紹介でしたが、この本を読んでみて、「間違いなく第一人者である」と確信しました。彼は何事にも真剣であるからこその「奇跡のプレイボール」が実現したのです。

日本は今、次の自民党総裁は誰と浮かれていますが、誰がなっても変わらないのは間違いありません。誰一人、命を懸けてやろうという人はいません。