過激な暑さです

[ 2025年7月25日(金) ]

どういう形容が良いのか分からないくらい、「兎に角、暑い」。今朝、「草刈をしようか」と思ったのだが、「止めとこう」と直ぐに心変わりした。いつもは誰かが草刈りをしているのだが、今朝は誰一人外に出ていなかった。

「命の危険」というフレーズをアナウンサーは良く使いますが、熱中症で亡くなる人が毎日でていることを考えると危険を通り越して「命の危険」だと頷ける。私は過去に一度だけ熱中症になりかけたことがありますが、もう少しで意識がなくなる寸前でした。自分で制御が効かなくなるのです。

水分補給を小まめにしましょうと言われますが、部屋の中に居ても補給する必要があります。我家の高齢者は中々水分を取ろうとしませんので、スイカで水分補給しています。食事の時もスイカはおかずとして食べています。昔はOS1を飲んでくれていたのですが、ボトルに入っている飲料は全く飲まなくなりました。

明日は高校野球の決勝戦(崇徳対広陵)がきんさいスタジアム三次で行われますが、昨日の準決勝もそうでしたが、この暑さの中で野球をするのは過酷というか過激すぎます。きんさいスタジアムは人工芝ですから天然芝に比べると相当に表面温度は高くなるそうです。午前10時から試合開始みたいですが、予報では30℃です。

この過激な暑さにより、野菜、果物、水稲に高温障害が出てきています。家畜類では、既に鶏卵や豚肉が価格上昇していますし、搾乳牛も乳質や乳量に影響がでているそうです。何と、家畜も熱中症で死ぬこともあるそうですが、対策は限られているそうです。昨年よりも暑い今年の夏です!そして、暑い夏はまだまだ続きます。

あの選挙は何だったの

[ 2025年7月24日(木) ]

近頃の選挙はゲーム感覚になっているのではないでしょうか?SNSで拡散とか、YouTube動画とか、ドラマ仕立てで選挙を身近に感じさせる手法は確かに素晴らしいと思いますが、私には一時の流行りとしか思えません。

石破さんや斉藤さんが何を言っても、「信用できない」と思われてしまっているのは何故でしょう。政治の信頼がなくなってきているからです。つまり、不満が充満しているのです。それが怒りとなり、「自公政権ではダメ」と訴える新興政党(過去の革新系ではない)が不満や怒りの受け皿となっただけの話です。

既に石丸さんの再生の道は飽きられた訳で、あの東京都知事選の勢いはどこに行ったのでしょう。つまり、メイクドラマでないと見向きもしてくれない、特にゲーム慣れした若者には選挙のワクワクする高揚感が堪らないのではないでしょうか。ですから、選挙が終われば自分たちのゲームも終わるのです。

以前のブログにも書きましたが、子どもの時から政治に関心を持たせる外国と違い、主権者教育という言葉だけが先行する日本では、政治に無関心な子どもと教師であるべきという陰謀めいたものがあるのではと勘ぐってしまいます。しかし、今回の参議院選挙は多くの示唆を我々に与えてくれました。

政治は富の再分配という言葉が懐かしい。

それでも石破さんか

[ 2025年7月22日(火) ]

自公連立政権は参議院選挙で大きく議席を落としてしまいましたが、それでも石破さんは続投する模様です。トランプ関税交渉がその大きな続投理由ですが、火中の栗を拾う議員がいないが本当のところみたいです。

衆議院選挙、東京都議会選挙と自民党は負け続けていますが、追い打ちを掛ける参議院選挙での大負けでレームダッグ状態でありながらTKOにもできない裏事情とは何でしょう。自民党が分裂することだけは避けたいが本音みたいです。高市さんの発言が一切出なくなったでしょ。

これから複雑な政党間の交渉が始まる、始まっていると思います。しかし、日本の政治は一向に変わろうとしませんね。民意は、「変われ」だった筈ですが、各党の思惑もあり、様子見が続きます。失われた30年か40年かは分かりませんが、日本は置き去りにされたのではなく、自ら何もしなかったとしか思えません。

国難とか平気で言っていますが、本気でそう思っているのであれば、大連立は時間をかけてでもすべきです。選挙の時だけ浮かれる国民ではダメです。子どもの時から政治に触れさせ、政治は身近なもので、自分たちで考えて行動することが当たり前になっていくことが重要と考えます。諸外国では当たり前のことです。

 

 

かなり混乱するでしょう

[ 2025年7月21日(月) ]

昨夜はカープは負けるし、選挙速報は面白くないし、がぶがぶ飲んで寝ました。自公政権では我々の生活は守ってもらえないと、NOを突き付けた国民が多かったということです。多分、「焼けのやんぱち」でしょう。

この政治の流れが続くと思うと憂鬱になります。参政党なる政治団体は一体どんなものなのか私には分かりませんが、あれだけの票が投じられたことに驚きを通り越して恐怖すら感じます。まるでトランプ党と同じ感覚だと思います。自民党も公明党も、更に共産党も、飽きられたのです。

大連立は組まないと立憲民主の野田さんは言っていますが、私は政界再編を言うのであれば、「ガラガラポンの大連立」はすべきと考えます。自公政権では国民が納得できないから今回の結果となった訳ですから、今、立憲民主が動かなかった、次は立憲民主も見放されます。

日本国は誰が動かしているのかと皆さん、自問自答してみて下さい。今では専ら、「財務官僚」が日本を動かしていると言われていますが、自民党が長らく政治の表舞台で権力を行使できてきたのは、お金を握っていたからです。戦後復興を成し遂げたのは優秀な官僚組織と一部の政治家の力だと私は思っています。

 

喉元過ぎれば熱さを忘れる

[ 2025年7月20日(日) ]

参議院選挙の投票に行ってきました。私はどうしても投票日に投票するというスタイルが好きですので、期日前投票は一度もしたことがありません。

今回も過去最高の期日前投票の率だそうですが、そろそろ投票所に行かなくても良い方法も採用して欲しと思う様になりました。それは、年齢によるものなのかも分かりませんが、今年4月の市議選や市長選でも感じたことです。あまりにも高齢者にはハードルが高すぎると思うからです。

さて、今回の選挙戦の争点はというと、給付金と消費税減税だったと言えます。どう考えても目先の票が欲しいということしか考えられなかったのでしょうが、自公政権も防戦一方でした。参政党は物議を醸すことを平気で言いましたが、不満分子の受け皿狙いでしょうね。マスコミ各社が報道するから余計目立ちました。

今回は複数の芸能人も自主的に立候補しましたが、世良公則さんはどうなんでしょうか?大阪の知人から、「林、世良さんの運動してるか」って電話がありましたが、正直、驚きました。参議院は良識の府と言われていますが、今回は政争の府に成りかねない危険性を秘めています。あまりにも政党色がでています。

普段は政治の話なんて殆どしない国民がこの時だけは有権者と持ち上げられていることに何の違和感も感じていないことの方が私は怖いと思います。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の繰り返しではないでしょうか。