喉元過ぎれば熱さを忘れる

[ 2025年7月20日(日) ]

参議院選挙の投票に行ってきました。私はどうしても投票日に投票するというスタイルが好きですので、期日前投票は一度もしたことがありません。

今回も過去最高の期日前投票の率だそうですが、そろそろ投票所に行かなくても良い方法も採用して欲しと思う様になりました。それは、年齢によるものなのかも分かりませんが、今年4月の市議選や市長選でも感じたことです。あまりにも高齢者にはハードルが高すぎると思うからです。

さて、今回の選挙戦の争点はというと、給付金と消費税減税だったと言えます。どう考えても目先の票が欲しいということしか考えられなかったのでしょうが、自公政権も防戦一方でした。参政党は物議を醸すことを平気で言いましたが、不満分子の受け皿狙いでしょうね。マスコミ各社が報道するから余計目立ちました。

今回は複数の芸能人も自主的に立候補しましたが、世良公則さんはどうなんでしょうか?大阪の知人から、「林、世良さんの運動してるか」って電話がありましたが、正直、驚きました。参議院は良識の府と言われていますが、今回は政争の府に成りかねない危険性を秘めています。あまりにも政党色がでています。

普段は政治の話なんて殆どしない国民がこの時だけは有権者と持ち上げられていることに何の違和感も感じていないことの方が私は怖いと思います。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の繰り返しではないでしょうか。