― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
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[ 2007年8月12日(日) ]
私が購読している「みやざき中央新聞」に【江戸しぐさで こころ豊かに】というコーナーがあります。書き出しに、江戸しぐさの本質というのは何かと言いますと、実はとても単純で、当たり前のことんですけど、「約束を守る」ということなんですと書かれています。
要は、江戸商人は口約束であり、口約束を守る人は信用できるということなんだそうです。さらに、口約束は一番最高の約束であり、最低の義務で、約束の中でも一番大事な約束だと書かれています。何も書き物があるわけでない、口約束だからこそ、お互いの信用のみが担保ということだと思います。
子供の頃、「ゆびきりげんまん」と言っていましたよね。「げんまん」は、「拳固一万回」ということだそうです。嘘をついたら拳固を一万回ですから、死んじゃいますよね。それくらい厳しく約束を守るということが子供の遊びにも入っていたわけです。それと、「死んだらごめん」と江戸っ子が言ったら、「死なない限り約束は守る」という決意表明で、絶対であったそうです。
そして、むすびの言葉が素敵です。「たとえば10人のうち9人が同じ意見で、1人だけ違った意見があったとしても、番頭がその1人の意見に納得したら、それを取り上げる。決して数だけで決めない。これは民主主義と違うところであり、江戸のしぐさの本質です。」感性を大切にするのが江戸っ子ですね。
みやざき中央新聞を読んでみたいなという方は、FAXフリーコールで1ヶ月間(4回)見本紙を無料で送ってくださいます。(0800)100-5800にお名前と住所と電話番号を記入して「見本紙を送ってください」でOKです。
[ 2007年7月5日(木) ]
ブログを書いていたのだが、消えた。ガミさんが部屋に入ってきて気に入らぬことを言ったので、ついキーを叩いたら画面が変わってしまった。
原因は、「環境報告書を書いた」の一言だ。会社で月に1回、ダスキン本部に「環境報告書」をネットで送ることになっているのが、5月度が未提出だと電話があったそうだ。ダンボール箱のリサイクル率とかアイドリングストップの回数とか、結構面倒な項目がある報告書なんです。ですから、「またか」という気持ちでキーを叩いた次第です。
我社が加盟しているダスキンという会社は、やたらめったら報告者が大好きな会社なんです。〇〇報告書、××報告書、△△報告書と、次々にやってきます。その報告書が生かされているのかと言えばNOなんです。だったら何の為にとなるのですが、出す方もええかげんですから、報告書の数は増える一方です。
私達の周りを見ると似たようなことが結構あることに気づきます。報告書ではありませんが、〇〇だよりよか、××通信などがそれです。回覧という方法で回ってくるのですが、全てを読んで回すことなど、とても出来るものではありません。
一寸考えてみてください。お宅に回ってくる回覧文章や配布文章がどれほどあるか。市の関係、農協の関係、自治会の関係、「また回覧がきた」という言葉が口をついてでてきませんか。それでいながら、「情報がない」と文句を言うこともあるから複雑です。見ていない、聞いていない、知らされていないと。
こんなことを書くつもりはなかったのですが、書きながら「そうだ、そうだ」と自分で納得して、「じゃあ、どうすればいいの」と自問自答する私です。
[ 2007年6月9日(土) ]
昨日のブログに、年金問題で柳沢大臣がソフト開発の発言をされたことに対しての私の意見を書きましたが、今朝の新聞を読んで呆れました。
NTTと日立製作所が共同開発と書いてあったソフトのことですが、修正できるという代物ではなく、ただの検索ソフトじゃないですか。私の使っているソフトで言う「グローバル検索」に当たるもので、似たような群れを集めるものです。集めて本人確認していくわけですが、それって本当に気の遠くなるような作業だろうと思います。
いくら機械が進歩しようが、どれほど優秀なソフトが開発されようが、使うのは人間だということです。何かあったら横文字を使ってごまかすようなことをしてきた自分達が、今度も問題解決ができるか如く、ソフト開発ということでごまかすことは許されないことです。金融機関が統合される度に、ATMが停止したり、他人の口座が記帳されたりとりという不具合が発生していたことを思い出してみてください。
ソフトってその程度のものなんです。テンキーのうち間違いで大損失を被った事例もあるでしょう。だから、昨日も書きましたが、社会保険庁なんて無くしてしまって民間に移せばいいんです。親方日の丸は、「もう、いいでしょう」なんです。頭にきたついでに、コムスンって会社、その親会社のグッドウィル、潰してしまいなさい。福祉を食い物にしていた会社じゃないですか。それを認可した厚生労働省の責任も問われるべきです。
朝から愚痴を言っていたのでは今日一日が思いやられます。気分を入れ替えて、頑張りましょう。
[ 2007年6月8日(金) ]
社会保険庁が相変わらずの体たらくで、どこへ行くのか「年金問題」といいたくなるのは、私だけではないですよね。我家のお袋様がテレビに向かって、「私らの年金は大丈夫なんじゃろうね」とつぶやいていました。
実は私は今回の年金問題はあまり理解できていません。ですから、あまり知らないことをとやかく言うつもりはないのですが、「ずさん」な処理方法によって、消えたデータの人たちの救済はどうなるのかということには興味があります。普通の会社では考えられない、でも、知ってても支払わなかった損保会社もあるけど、確認作業もせずに打ち込んでいったということには理解をはるかに超えています。
私の会社は20年くらい前から顧客管理をパソコンで行っています。このデータが我社の生命線と言っても過言ではありません。データの取り方は各社で異なりますが、最低限必要なものはありますし、ましてや氏名を間違うとなると、もうデータでもなんでもありません。それをチエックしますという答弁をする大臣の常識を疑います。チエックしたくても、整合性のある項目がない訳ですから、私はできないのではと思います。
大臣の答弁の中に、「新しいソフトを開発して」というものがありますが、どういうソフトなんでしょうかね。基本データが無い状態のものをどうやって修復するというのでしょうか。本当に正確なデータで再構築しようとするのであれば、過去の記録を全開示するしかないのではないでしょうか。政府でこのことをダラダラと議論することは一種、時間の無駄使いと感じます。社会保険庁では駄目なんだから、民間会社に処理を依頼したほうが得策ではないでしょうか。どうせ、解体するところなんですから。
公的年金の信頼性がここまで失せたら、益々、公的年金に加入しない人たちが増えることでしょう。そうさせないためにも、速度をもって問題の解決を図ってほしいものです。菅さんは、官僚は知っていたなんてとぼけていたけど、あんたが知っていたなら何故、大臣時代に問題提起しなかったんですか。どいつもこいつも、なしぐりあいですな。
[ 2007年5月21日(月) ]
前からの読者の皆さんはご存知の、口和町にある「スイス村」が何とか西城町の休校している三坂小学校を利用できるようになりそうです。
先ほど、スイス村代表の木原さん、溝口議員と私の3名で教育長に報告とお願いに行っておりました。議員になってから直に動き始めたスイス村ですが、価値観の違いというか、中々理解していただけなかったのですが、地元と何とか折り合いがつく感じになってきました。
スイス村は、不登校児を全国から受け入れていらっしゃるNPO法人です。元々、小学校の教員をされていた木原さんが、「学校にこれない子供達を何とかしてやりたい」という思いから、職を辞して口和に開設された施設です。最初は奥さんと二人きりで、廃屋となった牛舎を改造してのスタートだったのです。
学校に行けない子供は病気かと言われていた時代ですから、相当な偏見の目で見られていたのも事実です。でも、彼らを支える人たちが徐々に集まり、NPO法人設立も成し遂げられ、広く認められる施設として頑張っておられます。ただ、建物の老朽化は激しく、新築もままならず、新たな拠点施設を探しておられたのです。
一気に三坂に移転ということではありませんが、徐々に慣らしていって、地域に受け入れ態勢が整った段階で、次のステップへと移行していくものと考えています。使わずに休校扱いだけで残されているのでは学校(建物)がかわいそうですよね。これからも色々なことが起きるかもしれませんが、何とか軌道に乗ることを願っています。
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