祝っていただきました

[ 2025年5月4日(日) ]

昨日は、5期20年間の議員生活を引退したことを、「ご苦労様でした」と祝っていただきました。詳しい経緯は諸事情により書けませんが、20年来の仲間たちが集まって来てくれました。

ある大きな選挙があり、私たちは劣勢との下馬評を跳ね除け勝利したのです。それ以来、節目節目に、「ご苦労様でした」と祝う会が開催されてきました。昨日は初めて奥さんも一緒に参加したのですが、サプライズで奥さんに花束が準備されており、感激していました。

選挙は本当に難しいものです。市議会議員選挙、市長選挙、県議会議員選挙、県知事選挙、衆議院議員選挙、参議院議員選挙と、私はこれらの選挙に20年間関わってきました。難しいと書きましたが、其々の選挙は別ものだからです。今回の庄原市議会議員選挙と市長選挙は新と旧の戦いであったと思います。

昨日集まった人たちは、「ひとの心を掴む」名人ばかりです。気遣いのできる人たちとも言えます。選挙は機械がするものではなく、人がするものです。昨日のNHKの朝の討論会で、SNS規制について議論されていましたが、SNSでは仲間は生まれないと私は思います。根無し草。

引退して思うこと

[ 2025年4月29日(火) ]

昨日の庄原市議会で行われた議長選挙をYouTubeで観ていたのですが、同じことの繰り返しだなと感じました。私は2期目から議長選に手を挙げ続けていましたが、議長になれたのは5期目の後半でした。18年かかりました。

自分で言うのも何ですが、「林は危ない」というレッテルを貼られてしまっていたのだと思います。何が危ないかと言うと、「言行一致」だからです。最初の頃の一般質問では、相手を追い詰めるスタイルでしたから、あたかも喧嘩している様に思われていたみたいです。その挙句、まともな答弁が返ってこないということになりました。

私は「議会から庄原市を元気にする」をモットーにしていましたので、議会の活性化に取り組んできました。執行機関のぶら下がり議会では何のために議員に成ったのか分かりませんから、先ずは、会派を結成しました。執行機関からすると、議員はひとつの塊か、バラバラが最適化しやすいのです。煩わしくない。

今回も会派らしきグループが急ごしらえで出来ていましたが、裏が分かる私には、「かっこうだけの3会派」と言えます。結局は、議長を取りたいがために無理やり作った会派なんです。これからWatcherとして追いかけていきますから、ご覧下さい。一例として、議長会派は議長公務が多いために一人会派といえます。

そうやって考えると、何となく裏側が透けて見えてくるもんです。議会を活性化すると困るのは何もしたくない議員たちです。だから、口先だけの「議会改革」を念仏の様に唱え続けるのです。今回の新人議員の動きはどうだったのでしょう。議員は議員に成った時から即戦力なんです。これから勉強しますでは議員失格です。

少し辛口で書きましたが、冒頭にも書いた通り、「同じことの繰り返し」になった今回の議長選挙でした。

ガラガラポン

[ 2025年4月27日(日) ]

20年以上続けてきたブログですが、議員を辞めたので大幅なリニューアル工事に入ります。それまでは、暫定的に現状のブログで思いを綴っていきますので宜しくお願いします。

私のブログの裏方をしてくれている人にも相談したら、「これまで続けてきたブログを止めるのは勿体ない」と言われました。確かに、「あれをこうして、これをああして」と注文をつけては改良してきたブログですから、彼にも思い入れがあるのは当たり前です。

方向性としては、はやし高正の個人的ブログという位置づけになります。これまでは、後援会活動の一環としてのブログでしたが、はやし高正後援会も解散しましたし、庄原市議会の「きずな庄原議員団」も「NEXT」に名称変更しましたので、私の役目も終了したと判断しました。

これからは仲間たちと庄原市議会のWather(番人・監視人)として関わっていけたらと思っています。通信簿もそうですが、私のブログを読めば庄原市の今の状況が分かると言って貰えるものにしたいとも考えています。そのために、スマホで読んで貰える読者の開拓が必須だと思いますので、その仕掛けを思案中です。

今回の市議会議員選挙は、新人の躍進により現職が大苦戦を強いられたと見えますが、市長が若くなるなら議員も若くという論法であったと私は思います。それほど、庄原市は閉塞感一杯であったということではないでしょうか。つまり、「ガラガラポン」です

 

近況報告です

[ 2025年4月25日(金) ]

多くの皆さんから、「林さんのブログは本当に止めたのですか」とか、「本当に議員を辞めたんですね」等、聞かれますので、近況報告をいたします。ブログですが、県の選管に確認したら、「そのままで構いません」と言われましたが、市議会議員でもありませんので、大幅なリニューアルの段取りをしているところです。

ただそうなると、これまでの読者の皆さんは何を期待しておられたのかと考える様になりました。これまでは庄原市議会の裏話とか書いていましたが、これからは裏も表も書けません。少しだけこれからの方向性というか思いを書いたことがありますが、先ず、庄原市議会議員の通信簿を作ってみようと考えています。

議員の通信簿には先例がありますので、先ずは真似ることからスタートです。1人では公平性に問題がありますので、仲間を募りたいと思いますが、議会傍聴(一般質問や委員会)に積極的に参加できることが条件となります。通信簿の結果は私のホームページで公開することを考えています。

「議員を辞めたのに何故そんなことを考えるの」と思われるでしょうが、体力・気力の衰えから議員を引退しましたので、これからは一市民として市議会議員や市議会のwatcherになろうと考えています。それと、日々の出来事も記していくつもりです。正直、ブログを書くことが習慣となっていたので、何となく寂しい訳です。

これは笑い話です。私の知り合いが、「投票所に言って名前を書こうとしたら、林高正がなかった」と言われました。また、多くの皆さんから、「どうして後継を出さなかった」と言われましたが、実は、私が強烈に支援した新人候補は4名いたのです。それぞれ、やりたいことをやると思いますが、4年後の保証は何もありません

今回、2期目を目指した候補者の皆さんはほぼ全員が票を落としていますが、新人で1000票超えは何と6名いましたね。さあ、2期目のジンクスって本当にあるのでしょうか?だから、選挙は水物と言われる所以です。

 

新人議員を激励

[ 2025年4月15日(火) ]

明日が議長公務最終日ですが、広島市内である広島県市議会議長会に出席するため、実質は今日が最後の登庁となりますので庁内の挨拶回りをさせていただきました。そして午前10時からの新人議員研修会で、皆さんに激励の挨拶をさせていただき、市役所を後にしました。長い様で短い20年間でした。

新人議員8名が揃っていましたので、「初志貫徹」という言葉で激励しました。自分のことを自分で言うのも何ですが、私はブレることなく20年間の議員活動を行ってきたと自負しています。鍵山秀三郎さんに出会い、「凡事徹底」という言葉を座右の銘としておりますが、小さなことができないで大きなことはできない訳です。

先ずは自分が得意とする分野を早く見つけるべきと考えます。行政は多岐に亘っていますので、短期間に全てを理解することは無理といえますが、学生時代に好きな教科があった様に自然と自分にフィットする分野が出てきます。選挙期間中に訴えていたことと違うことだって私は構わないと思います。

「好きこそものの上手なれ」で、得意分野が確立してくると他の分野も理解できる様になってきます。「満遍なく」なんてことではええことになりません。あれもこれもと気は焦るけど成果は何も得られなという現実が待ってます。これまでそんな議員さんを多く見てきました。

さあ、これからが本当の勝負です!議員活動を採点する仕組みを私は考えたいと思っています。選挙運動で優劣がつく制度を根本的に変えたいというのが私の願いでもあります。