会派要望

[ 2013年10月26日(土) ]

昨日は、執行者に対して会派要望を行ないました。それぞれの会派が約15分間で事前に通告していた内容を市長と副市長2名に説明するのですが、予算編成に反映されるかどうかは分かりません。会派「きずな」の要望書(大項目4点)は資料室にアップしますので、ご覧下さい。

私たちが強く要望したことは、バイオマスタウン構想について、①直ちに、関連する事業すべてから完全撤退し、自主的に補助金を国と協議の上、返還すること。②本来のバイオマスタウン構想の目指す、農畜産林業において住民が潤える真っ当な事業の研究開発に早急に着手すること。であり、新市長として滝口市政と決別しなさいと進言しました。

そして、高速通信網整備について、広島県内で唯一、光通信網が整備されていない庄原市となったが、何としても高速通信網整備を早急に整備しなさいと事例を交えて強烈に要望しました。庄原いちばんビリでは駄目でしょ!しかし、「やる」とも「やらない」とも、「検討するとも」言わない人たちですから、糠に釘状態でした。

その他の要望事項は、細部は資料室で確認していただきたいと思いますが、上下水道の整備について、医療・福祉全般についてです。もっともっと要望したいことは沢山ありますが、今回は4点に絞り、早期の実現を目指してこれからも一般質問等で追いかけていきます。会派代表の八谷さんが「そこまで言うか」というくらい市長に迫りましたので、山が動くかも知れません。

胃にポリープ

[ 2013年10月25日(金) ]

この前の胃カメラによる検査の結果が今日分かりました。5ヵ所から組織を採って検査した結果、1か所の組織がステージ3ということで、癌化する可能性があるので内視鏡で手術した方が良いという医師の診断が下りました。かなり前にも1度やっているので、今回で2度目となります。

緊急性はないとのことですが、早めに手術した方が良いと言われるので、悩んでいます。最悪は、12月議会が終わり次第に手術して、年末年始を庄原日赤で過ごすというアイデアですが、チョット寂しいよね。議会日程と調整して早い時期に入院したいと思います。それにしても、我ながら良く入院して手術をするよね。議員になって、これで3度目の入院・手術となります。

肩の筋も切れたままにしているので、来年は県病院で2ヶ月程度の入院・手術・加療をと考えています。肝臓の数値も良くないけど、こちらはお酒を止めれば改善することが分かっているのですが、意思の問題です。そして、そろそろ歯医者にも行かなければなりません。定期的に行っているので別に治療をするのではなく、歯垢を取ったりして検査してもらっています。

しかし、確実に年齢は重ねていますので、無理が利かなくなってきています。来年で59才となりますので、還暦目前です。まさか赤いちゃんちゃんこでもないでしょうが、ひとつの区切りに差し掛かっていることは事実です。私たちは昔とは比べものにならないくらい長生きをするようになりましたが、こういった節目は大切だと感じるようになりました。若い頃にはなかった感情です。

スーパー公務員養成塾

[ 2013年10月24日(木) ]

木村俊昭さんが主宰する「スーパー公務員養成塾」を庄原市で開催すべく準備を進めていますが、このネーミングに最初、クレームがきました。公務員は公務員であってスーパーな公務員とはどういうことだと言うのです。

昨年開催した神石高原町でも庁内で、「どうせ私はスーパーでない公務員ですよ」ってふてくされた人もいたみたいです。木村さんはこのネーミングを絶対に変えようとはしないし、これでないと意味がないと思われているみたいです。公務員はまず、失業しないじゃないですか。極端な話し、失業しない訳ですから恐れるものがないのも事実です。

だったら、やりたい放題とまでは言いませんが、住民福祉に資する内容であれば、大抵のことはやっても良いということになります。民間企業だったらできないことが公務員だったらできることが沢山あります。民間企業は絶えず利益ということが言われますが、住民福祉という御旗を掲げれば、3セクなるものでグレーを隠して赤字垂れ流しでも平気でやれます。

これまでの公務員はそうだったかも知れないけど、これからの公務員は住民に利益還元を最優先に考える公務員でないと生き残れませんよと彼は言ってるみたいに私は感じます。役人だからできないじゃなくて、役人だからできるじゃないかと彼は言っているのです。できない理由を並べるのではなく、できる仕組みを考え出すのがスーパー公務員だと私は理解しています。

まだまだ参加枠に余裕がありますので、奮ってご参加ください。

板橋小学校に行きました

[ 2013年10月22日(火) ]

午後1時から、庄原市立板橋小学校で教育研究会が開催されました。研究主題は、「自ら学び、考え、互いに高め合う子どもの育成」で、サブタイトルは、「国語科説明文における読み取る力を育てる授業づくりを通して」でした。

先ず驚いたことは、生徒数が152名となり旧市内では庄原小学校について2番目の生徒数となっていたことです。来年の新入生は2クラスで対応することになるかも知れないとのことで、そうなれば教室が足りないという何とも信じがたいお話を聞かせていただきました。1年生は31名ですが、今は体も小さいから何とか教室に収まっていますが、大きくなると、無理みたいです。

研究授業そのものは1年生から6年生までと特別支援教室を2クラス見せていただきましたが、かなり周到に準備されていたのではと感じました。授業の後は体育館に移動して、研究主任の研究発表があり、全校生徒による歌が披露されました。総勢152名の生徒の合唱は迫力がありましたね。そして、6年生が板橋一心太鼓の演奏をして研究発表と児童発表は終了しました。

その後、絵本作家の朝川照雄氏による講演というか、生徒や保護者に絵本を読み聞かせて下さったのですが、私は絵本の素晴らしさを実感しました。それは、朝川さんが解説されたこともありますが、国語力、会話力は絵本を読み聞かせることによって飛躍的に向上することを知りました。絵本は大人が読んでもためになることも知りました。みなさんも、たまには「学校に行こう」です!今日は楽しかった!

子供は預かりもの

[ 2013年10月21日(月) ]

今日は教育民生常任委員会で保育所の指定管理者に関する議論をしたのですが、子供を自分の所有物と思っている親御さんが多いんだなと感じました。私は常々、子供は神様からの預かりものであると思っていますので、少し愕然としました。

今日の議論の中でしきりと、「躾(しつけ)」という言葉が出てきたのですが、その言葉を使うのは特定の議員ばかりで、女性児童課の専門員は、「かかわり」という言葉で幼児期の子供に対する接し方をやんわりと議員に説明するのですが、何故、そんな言葉を使うのかさえ理解できないみたいでした。大切な幼児期に「押し付け」「お仕着せ」ではなく、あらゆる可能性を引き出す工夫こそが重要なのです。

私たちは大人(自分)の価値観で子供に接したりすることが往々にしてあります。「これをしては駄目」とか、「黙って言う事を聞きなさい」とか、命令口調で言っていませんか。「どうして駄目なの」と聞き返されたら、あなたはどう答えますか。子供が、「何故、何故」って質問を浴びせる時に、「黙っていなさい」ってあなたは言っていませんでしたか。であったら、2度と聞かなかったと思います。

良く言う、「自分は」という価値観は不変の価値観ではなく、あなた個人の価値観なんです。保育所、小学校、中学校、高等学校、大学校、社会人という一定のレールの上を我々は歩いていますが、全員が同じように歩むことが出来ない場合もあります。近頃やっと、そういう価値の多様性を認めることが理解できる様になってきたと私は感じます。

最後にもう一度書きますが、子供は大切な預かりものであり、所有物ではありません。