「還暦を迎えて自分の健康について真剣に考える場面に遭遇した」と書いたのは、
今から2年半前の同級生との宮島1泊旅行の時でした。(2017年4月20現在)
「ほぼ全員が薬を取り出して飲み始めたのだ」、「聞けば、皆、同じような
症状だということも分かった」。そこで私は決心しました。
もう一度、健康体を取り戻そうと。

かなり固い決意と受け取れる内容ですが、結果は、ユルキャラそのもので、
悲惨な「脱メタボときどき日記」となっています。
しかし、書き始めた訳ですから、これからも公開していきます。

少し変化

[ 2015年5月4日(月) ]

体重が83.6㎏付近で推移しているが、今の食事量と運動量ではこれ以上の減量は無理の様に感じる。万歩計をつけているが、昨日は7500歩だった。平均すると5000歩程度しか歩いていない。

毎朝、体重・血圧を計って記録するのだが、その時に万歩計の歩数も書くことにしたら、俄然、やる気が出てきた。レコーディングダイエットではないが、何でも記録することは大切だと感じる。書くことによってデータ化され、蓄積されると傾向と対策が見えてくる。私は毎回この記録を医師に見せているのだが、循環器科の先生はこのデータから「次回で循環器は終わり」と言われた。

脈拍が落ち着いてきたことと高い血圧は130~140付近で安定したことが読み取れる。そして内科医にもデータをみてもらったのだが、「私は薬に頼らない診療を心掛けている」って言われるので、「私もなるべくなら薬と縁を切りたい」と申し上げたら、「この調子で頑張りましょう」とのことだった。医師とのコミュニュケーションは大切だが、今の医療は一方通行が多い。

限られた時間で多くの外来患者を診察するのは大変だろうと思うけど、患者の話を聞き出して治療に活かすこともできるのではないでしょうか。昨日の某新聞記事に、新薬開発の際に模擬薬(薬成分なし)による実験で、約3割の患者が回復に向かったというデータがあるそうだが、不思議。正に、病は気からである。

その気にさせるデータがそろってきたから私にも少し変化が起きてきているのかも知れない。

自らにプレッシャー

[ 2015年4月28日(火) ]

冗談で言ったことが現実になろうとしている。それは、5月24日に開催される「庄原市健康福祉まつり」で私が健康宣言をすることになりました。脱メタボにより糖尿病を回避するという宣言をします。

ことの発端は、国民健康保険税の増税に対し、「健康体になれば、病院に行く必要もなくなるよね」って保健医療課長に言ったのです。その言葉に直ぐに反応して、「じゃあ、健康福祉まつりで健康宣言してください」ってことになり、私は自分のブログにその経過を載せることを約束したのです。

そんなことを庄原赤十字病院の看護師に話すと、「糖尿病教育入院をされたらどうですか」ってことになり、批判を浴びながらも公費を使って自己負担(3割)25.510円で2泊3日の教育入院をしました。そこでは一定の糖尿病のメカニズムを学び、対処法も学習しました。

これから本気で減量に取り組まなければなりません。こうやって公言する訳ですから体型に変化が無かったら、有言不実行とレッテルを張られてしまいます。2年で25キロ減量を達成できるか、服装も全て新調するという経済効果が出るかどうかのスタートラインに立ちます。

どうなんでしょ?

[ 2015年4月24日(金) ]

今日は庄原赤十字病院の定期診療の日でしたが、内科の先生が変わられましたので予約の時間を1時間半もオーバーして待たされました。「先生が変わられると仕方ないのです」って看護師が申し訳なさそうに言い訳をされましたが、患者は待つだけです。

時間的に余裕があったのでクレームもつけずに我慢して待ちましたが、次の予定が入っていたら間違いなく帰っていたところです。先ず、血液検査を受けてX線検査を済ませ、11時30分から循環器科を受診し、12時からの内科だったのですが、「1時間から遅れているので食事をしてこられたらどうですか」って言われるので、7階の食堂で昼食をいただきました。

食事が終わって1階に降りてみたら、まだまだ順番は回ってきそうにありません。椅子に座ってコックリコックリしていると、「林さん」って呼ばれたので診察室に入ると新しい男性の先生がいらっしゃいました。今度の先生は患者との会話を大切にされる方みたいで、これなら時間がかかるだろうなって思いました。

支払いを済ませ薬を貰って帰ったら2時を回っていました。でも、血圧も安定し、脈も良くなってきているので、心臓関係は大丈夫みたいですので安心しました。問題は、運動不足と飲酒による数値Hです。脱メタボときどき日記に今日のデータを載せていますが、γGTPは少し改善していますが、HbA1Cが6.3に上がっていました。脱メタボには程遠いですね (-_-;)

私の誓い

[ 2015年4月11日(土) ]

糖尿病教育入院では、最終日に『宣言の会』が行われます。教育入院で自分ができると思ったことを、みんなの前で宣言して実行することを誓うのです。

私は、基本的に飲酒が諸悪の根源ですので、禁酒しますという宣言が妥当だとは思うのですが、一切飲まないと言うことは約束する自信がありません。そこで、逃げかもしれませんが、自分独りでは酒を飲まないという宣言文にしようかと考えています。

もう一つは、2年かけて25キロ減量を宣言しようかと思ったのですが、2年では長過ぎるので、嘘くさいから止めました。でも、明日までには時間がありますから、これにするかも。考え様によれば、この方が夢があるよね!脱メタボときどき日記だから。

よし、決めた。『2年で体重を25キロ減量します』と宣言します。日記のデータ欄にときどきアップしていきますので、ご期待ください。

糖尿病だそうです

[ 2015年4月10日(金) ]

今日から二泊三日で庄原赤十字病院に糖尿病教育入院をしています。五人の患者さんと糖尿病の勉強を本気でしています。本当に本気です。

先ほど、私の主治医がやってきて、『林さん、糖尿病です』って言われました。別に驚いた訳ではありませんが、今日の学習から、糖尿病と言っても問題無いといえばウソになりますが、改善できる範囲に入っています。このまま放置すれば、重症化間違いなしです。

保健医療課の保健師が言っていた事が、今日の学習で確実に理解できました。糖尿病は、症状が現れた時には手遅れが多いということも分かりました。そして、糖尿病の怖さは、合併症です。人工透析になったり、失明したり、細胞が壊死したりします。

私の場合は、内臓の色々の数値もわるいし、肥満、脂肪肝とええとこなしです。しかし、いまなら、まだ間に合うと言われています。それには条件があり、徹底したダイエット、食生活の改善などが必要です。明日も勉強は続きます。