議会から庄原市を元気にする!

[ 2024年4月20日(土) ]

私が議長に就任して1年が経過しましたが、少しづつではありますが、庄原市議会に変化が生まれてきています。先ずしたことは、馴れ合い委員会の一喝です。口先だけで、委員会の活性化なんて言うな!報告書は自分たちで書け!

議員だけでなく、議会事務局の在り方についても時間を設けて議論しています。毎週1回、議長・副議長の日程調整を行っているのですが、議会等の動きについても随時報告を受け、軌道修正すべき案件は直ぐに協議して対処するようにしています。議会と議会事務局はワン・チームとして動くことが基本です。だからオープンです。

次に議会と執行者の関係ですが、馴れ合いということはありません。先ほども書きましたが、協議すべき案件が発生の場合は速やかに担当部署の人間と話し合います。その時分かるのですが、単純な誤解か本当の誤解かということです。これって結構あるんです。議員は市民の代表と直ぐに言いますが、どこまでの市民代表かが問題です。

今回の新年度予算に関して、「何だ、それは?」というものがいくつか見受けられましたが、各分科会で審査され、予算決算常任委員会を通り本会議で可決されましたが、これで終わりではありません。どうも、「誤解」が内包されているものがあるみたいで、委員会として継続調査していくそうです。

私は常々、「議会から庄原市を元気にする!」と言っていますが、昨日書いた特別委員会の議員定数と議員報酬の議論もそうです。庄原市を元気にする議員の数、報酬の額を本気で議員が議論していますので、ご期待下さい。もう一度言いますが、「議会から庄原市を元気にする!」。

議員定数と議員報酬

[ 2024年4月19日(金) ]

今朝の中国新聞県北版に庄原市議会の議員定数・議員報酬に関する特別委員会の記事が載っていましたが、ご覧になりましたか?私は特別委員会の委員ではないのですが、オブザーバーということで昨年4月から出席しています。

前議長の近藤さんが諮問して設置された特別委員会ですが、継続して議員定数と議員報酬に関して調査研究してきています。今回の記事の内容は、特別委員会からお願いした市民(参考人)の皆さんへのアンケート結果が集約できたので、委員会で発表したというものです。結果については報道の通りとなっております。

特別委員会ではこれまで議論してきたことを踏まえ、今月25日に委員会としての議員定数と議員報酬について結論を出すことにしています。そして6月議会で委員長報告を行い定数案と報酬案が提案されることとなります。これからまだまだ手続きがありますので、記述はこの程度に留めさせていただきます。

私と副議長はあくまでもオブザーバーですので、発言権はありますが議決権はありません。そして、最初からのメンバーでない為に委員の皆さんにご迷惑であったかも知れません。こちらが特別委員会のメンバーですので、クリックしてご覧下さい。

広島県市議会議長会

[ 2024年4月18日(木) ]

昨日は、広島県市議会議長会が広島市内で開催されました。広島市の松井市長も開催市ですので、来賓としておいでになり歓迎の挨拶をされましたが、記念講演が、第5代統合幕僚長の河野克俊さんでしたので、不思議な空気感でした。

私はそれほど深く考えていなかったのですが、統合幕僚長とは自衛隊全体のトップですから、良くテレビに出演されている人ということとはなりません。片や、松井市長は世界で初めて原爆が投下された都市の市長ですから、戦争のプロの講演がこれからあると分かっていながら、「宜しくお願いしいます」と言われたどうかは定かではありません。

講演の内容は割愛しますが、昨日は県内の市議会議長が一堂に会して中央要望を取りまとめたり、役員改選が実施されました。市議会議員の改選があり引退される議長さんや、今日までが議長任期という議員さんなどもおられましたが、庄原市は監事となりましたので、来年の任期まで務めさせていただきます。

来週は山口県の宇部で、「中国市議会議長会」が開催され、中国市議会議長会の役員改選等が行われます。更に5月22日には東京で「全国市議会議長会定期総会」が開催され令和6年度の体制が決まることになります。お役所仕事を地でいっていますが、これが手続きというもののようです。

明後日土曜日は東広島市で市制施行50周年記念式典があり出席します。今年から来年にかけて市制施行50周年記念式典や70周年記念式典が続くそうですが、出席は議長としての公務です。

正副委員長との意見交換

[ 2024年4月17日(水) ]

昨年から始めた正副議長と委員会の正副委員長との意見交換会ですが、4回目を昨日実施しました。これまでは各常任の閉会中の継続審査の進捗状況の確認が主なものでしたが、残り1年を切りましたので、纏めについて協議を始めました。

2月に1度ではありますが、最初は何を話し合うのかなという雰囲気でしたが、段々と報告書に纏めていくことが理解できてきましたので適当は許されないなと気づいてきたみたいです。委員会の活性化を掲げて議長になった訳ですから何も変わらない委員会では意味がありません。できることは何でもやってみようというのが私の基本的考えです。

昨日、3常任委員会に提案したことは、主権者教育用に作成した議会ガイドブックを活用して学校に行って下さいです。意見交換会に先立ち行われた議会運営委員会で、「議会報告会 委員会バージョン」として議会ガイドブックを活用した委員会活動が承認されました。ガイドブックは色違い部分をクリックです。

学生に対する主権者教育が最終目的ですから、議場で行うことも可能とします。小中学校は教育委員会の承認が必要だから何とかしてくれと言われるので、教育長、「ご相談に行きます」から宜しくお願いします。中学生なんて直ぐに選挙権となりますからね。自分たちの未来を決める議員を選ぶのは、君たちだと伝えなければなりません。

時間外労働、財政運営、指定管理者制度、医療体制、教育条件整備、不登校、生活交通、自治組織、持続可能な森林経営、自治体DX等の諸課題について各常任委員会で継続調査しています。必要であれば関係者を呼んでの聞き取り調査や、現場に出向いての調査も実施しています。私は、議会だよりにもっともっと委員会活動を特集するつもりです。

議会のホームページの表紙写真は、議員が交代で撮った写真を載せています。少しづつですが、議会を身近に感じていただく工夫をしているつもりですので、宜しくお願いします。

三次市議会議員選挙

[ 2024年4月15日(月) ]

同級生の宍戸稔くんが6選目を目指して臨んだ三次市議会議員選挙ですが、皆様のご支援により964票で当選させていただきました。今回も増田さんがトップ当選でしたが、若手が票を伸ばし高齢者が苦戦という構図となりました。

定員が2名減の22名となりましたが、投票総数はそれほど変わっていませんので減員2名+落選2名の票が分散されたとみます。本当に選挙になるのだろうか、無投票だろうかと言われていましたので、選挙に対する関心は低かったと想像します。しかし、投票行為は若手に期待という結果が示しています。

市民の皆さんは若手に何を期待いるかと言えば、「三次を元気にして欲しい」の一点ではないでしょうか。これまで何度も当選していている議員さんは、口では言っているが結果は?と思われているのです。執行者と議会の関係を理解されているとは思いますが、身近な議員のふがいなさを感じておられるのは事実です。

と書きながら、若手議員が束になって議会運営を担うには???となりますので、合議体としてやる必要があります。老いも若きもということは市民代表ですから、至極当り前の話です。何が言いたいのかですが、議会がバラバラでは合議体の体を成しませんので、議員間で議論(討論)して欲しい。そうでないと、執行者にぶら下がっている議会となります。

若手議員さんは兎に角、勉強しなはれ!世の中の常識が通じない議会が存在するが、何故か?屁理屈がまかり通る議会があるが、正論で突破してみろ!時には砕け散ることだってあると思うけど、散ってみないと分からないことだってある。ここで含蓄のある独り言を、「りんごは中から腐る」!