電気牧柵設置作業

[ 2023年9月2日(土) ]

ご近所の田圃にイノシシが入ったので、急遽、未設置エリアに電気牧柵を設置することにしました。先月の作業で部材が無くなったので、今度しましょうということにしていましたが、やはり手抜きはダメでしたね。

イノシシが溜池の土手を掘っていたところを建設会社で修復して貰ったのですが、イノシシがその土手を1ヵ所掘っていたことも分かり、「もう悪さはさせんぞ」と7時から作業に入りました。イノシシの行動パターンを研究して、必要のない所の電気牧柵は撤去して、新たなエリアに設置し直しました。悪さをしているのはウリ坊と思われます。

親のイノシシは子どもを偵察に出して、大丈夫と分かれば自分も出ていくというパターンみたいです。今回もそんな感じですから、早めに進入を阻止しないと親の出番となったら田圃は運動場となります。溜池の土手も電気牧柵で囲いましたので、進入することはできないと思います。池を泳いで来たらそれこそ感電します。

購入した電圧計で測ってみたら、4000ボルト出ていましたので、大丈夫だと思います。電線を張っていたら大丈夫という気持ちになりますが、電線が古くなったり、イノシシが悪さをしたりして電圧が出ないことがありますので、時々は電圧計で測る必要があります。昨日はシカのことを書きましたが、やはりシカがいます。木の皮を食べていました。

シカが多く出る様になれば、今の電気牧柵の高さでは役に立ちませんので、今のうちに山掃除をしなければと皆で話したところです。バッファゾーンの維持管理の為に漆を植えていっていますが、全域となると10年はかかりそうです。

有害鳥獣に頭を悩ます

[ 2023年9月1日(金) ]

これまでも何度か有害鳥獣について書いていますが、今朝の中国新聞に安佐北区にシカが出没して野菜や植木を食べて困っているとの記事がありましたが、その頭数、安佐北区内7000頭、県内では5万頭には、いささか驚きました。

白木山には昔からシカが生息していたのですが、ドンドン繁殖して一帯に広がっていったみたいです。見れば可愛いシカですが、木の芽を食べる、木の皮を食べる、植木や花を食べる、稲の穂を食べると、食べまくるのです。実は、我家の周辺にもシカが増えており稲の穂を食べられる被害がでてきています。

以前、京都府日吉町森林組合に視察に行った時のこと、山に入って行くと、そこらじゅうにシカがいるではありませんか。それは可愛いというものではなく、恐怖すら覚えました。安佐北区がそこまでとは思いませんが、街中で駆除することは難しいと思います。シカはジャンプしますから、少々の柵を張り巡らしてもどうでしょう?

イノシシの場合もそうですが、基本は、住み分けられる環境整備にあると思います。ある一定の面積でバッファゾーンを整備しないと、隣に移動して行くだけですから解決にはなりません。森づくり県民税や環境譲与税を重点的に投入して住処である荒れた山を徹底的に整理し、並行して駆除すればかなり改善されると思います。

その時は時限立法で、不在地主の土地であっても整備できる様にすれば何とかなるのではないでしょうか。

「庄原市議会議員定数及び議員報酬調査特別委員会」

[ 2023年8月31日(木) ]

表題の委員会が午後から開催されましたが、議員定数についてかなり踏み込んだ議論が展開されました。これまでは検証活動というか、アンケートから浮かび上がった課題について議論していたのですが、いよいよ議員定数について本気の議論が始まりました。

と、過激な感じで書きましたが、議員定数の根拠はどこにあるというもので、全国の市町村議会で定数のこれが根拠だというものを持っているところは無いと思われます。よく言われる面積とか人口とか財政状況とかがありますが、それぞれが抱えている事情というか課題もバラバラですから、それぞれが決めるしかないのです。

10年前に25人の議員定数を20人にした時の特別委員会委員長としてのコメントを求められ、徹底的に議論して導き出した数字だというしかありませんでした。常任委員会の活性化とか、議論するに最適な議員の数とか言ってみても、最後は庄原市に最適な議員定数として20が考えられたということでしかありません。

これからもこの議論は続けていきますが、10年前の状況というか、議員の考え方も変わってきています。当時は、議員の力勝負という側面もあったのは事実ですが、今では議員のいない旧町もありますので、議会としてという考え方が定着してきています。新井カープではありませんが、チーム庄原市議会としての動きが始まっていると感じます。

市民アンケート

[ 2023年8月30日(水) ]

3月~4月に実施した、「庄原市議会に関する市民アンケート調査」集計結果を再度読み込みました。実は明日、「庄原市議会議員定数及び議員報酬調査特別委員会」が午後から開催されるので、市民の意見を再確認したところです。

改めて自由記述を見てみると、全く個人的感想ですが、若い世代ほど直球の回答が多いと感じました。直球とは、市議会や市政に対しての満足度が低いという表現ですね。それほど興味もないということでもあると私は判断しました。一方、50~70歳以上のかなりの人たちは、庄原市を何とかしようという意識的回答が多いと思いました。

意識的回答とは、市議会も頑張れ、議員ももっと行動しろ、市民の意見に耳を傾けろ等、𠮟責ではなく共に頑張ろう的な意見と理解しました。これらの意見の人々は、一定程度議会の役割、議員の役割を理解されているのかなと思ったのと、執行機関のことにも触れられている方が結構多かった様に思います。

ということから考えられることは、若い人たちの生活は厳しく、子育て、子どもの教育も大変という実態が見えてきます。議員定数や議員報酬は興味ないから、回せるお金は子育てに特化した予算に使って欲しいが本音みたいです。その逆で子育て等が一段落した世代は、本気で庄原市の将来を憂いておられることが感じ取れました。

ただ総じて、議員は何をしているのか分からないという意見が多かったのは事実です。つまり、広報広聴の絶対的不足であると言えます。これは議会や議員の責任であると痛感しています。

「井戸端スタイル」申込あり

[ 2023年8月29日(火) ]

市民と語る会「井戸端スタイル」の申込みが2件ありました。8月末が締め切りで気をもんでいたのですが、ほっとしました。これから対応する議会の班の代表と日程等の内容を詰める作業に入りますが、実施は10月となります。

新たな試みであり、前例がないことですから、申し込んで下さった団体の方には感謝申し上げます。締め切りは31日ですからこれからでも大丈夫ですので、悩んでおられる団体の方々も再度、ご検討いただけたらと思います。子供さんたちだけのグループでの応募でも構いませんし、職場の仲間でも構いませんので、ドンドン応募下さい。

クラブ活動の指導者が欲しい、学習指導して欲しい等、学生さんの悩みにも真摯に向き合います。休日に楽しめる場所がないとか、食事に行くレストランがないとか、現実的なテーマにも向き合い、解決策を探っていきたいと考えています。そうすることで、議会から政策提案し、執行者と一緒に取組むことも可能となります。

広報広聴の充実からの市民と語る会「井戸端スタイル」ですから、市民の皆さんの意見を聴くことが重要であり、草の根というか、「何で」ということが聴きたいのです。議会も議員も特別なものではありません。市民から選ばれている市民代表です。