定例会最終日でした

[ 2023年9月28日(木) ]

令和5年第4回庄原市議会定例会、所謂、決算議会が本日閉会しましたが、平成4年度一般会計・特別会計決算は全て認定されました。全員賛成とならないものもありましたが、党の方針という部分もあるのではないでしょうか。

今回は緊張感をもって決算審査が行われたと私は思っています。これまでが緊張感がなかったということではなく、新人議員も回を重ねて審査のやり方が理解できてき、質疑が深まってきたのではと考えられます。各分科会の主査報告にもそんな様子が分かる部分があちこちに見られました。

私自身のことを少し書かせていただくと、4月議会は議長になりたてで緊張しまくりでしたが、9月議会は少しだけ余裕を持って運営できたかなと思っています。新たな取り組みである、「市民と語る会 井戸端スタイル」には、4団体の申込みがあり10月中に語る会を実施することが決まりました。

これも所信表明で述べた、広報広聴の充実ですが、10月4日に先進地である浜田市議会を議会運営委員会で視察に行かせていただきます。現在の当て職的な議会広報委員会を広報広聴常任委員会に格上げするにはどうすれば良いか、調査研究からスタートします。広報広聴を充実させることで議会の役割を知ってもらい、市民の多様な意見を聴くことで、より市民代表の議員、議会となっていく覚悟です。

定例会終了後、議員全員協議会を開催したのですが、政務活動費の要件等についても議員全員で協議していくこととなりました。導入後10年以上が経過し、社会変化もありましたので、検証の意味も含めての協議です。

本屋さんが無くなります

[ 2023年9月26日(火) ]

創業90年の小池書店さんが9月30日で営業を終えられます。私が子どもの頃より通っていた本屋さんですから、60年からのお付き合いでしたので、寂しい限りです。ウィー東城の佐藤さんが言われていますが、この先5年で相当数の本屋さんが廃業されるみたいです。信じれないことですが、売れ筋の本が入って来なくなっているとか。

小池さんとはご近所のおばさんが勤めておられたこともあり、親しくさせていただいていました。大した本を買う訳でもなく、遊びに行くという感じでしたが、中学時代からはNHKの基礎英語や続基礎英語のテキストを、高校になると英語会話初級、中級のテキストを毎月買いに行っていました。私は文学とは縁がなかったですね。

当然ながら、各教科の問題集も購入していました。社会人になっても週刊誌や月刊誌を定期購読しており、昨日、最後のプレジデントが配達されてきました。お父さんが面白い方で、高野に配達に行ってきたのでりんごを食べんさいと、りんごをお客さんに配っておられました。実はこのお父さんのお爺さんが創業された本屋さんだそうです。

この前、そんな創業のお話を息子さんから聞くことがあり、創業者はアメリカに渡って複数の事業を興し、その後帰国してからも本屋以外にも事業を営まれていたそうですが、2代目で本屋、文房具に定着されたみたいです。この2代目さんも相当に面白かったという記憶がありますが、その奥さんは金庫番というイメージが残っています。

問題は、旧庄原市内に本屋が一軒も無くなったということです。本はAmazonでというお客さんが増えたのも事実ですが、本離れが進んでいます。何でもスマホで解決という猛者もいますが、調べるという行為が省略される時代です。本屋さんは街の文化と言われていた時代もありますが、また一つ灯が消えていきます。

草刈三昧

[ 2023年9月25日(月) ]

昨日は溜池の土手の草刈、宮掃除で草刈、漆畑の草刈と、正に草刈三昧でした。溜池の土手の草刈は、年々作業する人が減っており、利用がない助池(メインの池のサブ)をひとつ廃止してはという話し合いを始めました。

以前は14軒の農家が草刈りや溝掃除をしていたのですが、今では9軒となりました。暫くは9軒は維持できると思いますが、後継者がいない私ともう1軒は10年先は分かりません。となると、効率を考えた溜池の維持管理体制を今から考えておかないと水稲の作付ができなくなる可能性も出てきます。

その解決策というか地域に就農者を入れるために漆を植えることを決めたのです。今なら漆畑の草刈作業を非農家の方も協力して貰えるので、10年の間に漆と農業で生計が立てられる人材をリクルートし育成することを目指しています。昨日は刈り幅80㎝のハンマーナイフモアーの試運転をしたのですが、作業効率は格段にアップしました。

近い将来、個人で自分の田圃や畑を維持管理することが厳しい時代を迎えるのは間違いありません。私たちの地域はイノシシ対策等を全て地域全体で行っていますが、不在地主さんの家の周りに電気牧柵を設置する時には草刈からする必要があり、いつも将来はどうするかという議論があります。

夢物語と思われるかも知れませんが、作業しても一銭にもならない漆畑の維持管理ですが、早くて10年後、漆の木から1年に1回だけ漆液が200㏄だけ摂れます(単価は調べてみて下さい)。今年、200本漆の苗木を植えました。来年も200本植えることにしていますが、作業量は倍になります。夢と現実の狭間で悩みはつきません。

一般質問2日目

[ 2023年9月20日(水) ]

本来なら4名の議員が登壇して執行機関を質す予定だったのですが、前田議員が土曜日の夜から原因不明の腹痛に襲われ病院で各種検査を受けるも改善しないため、本日の一般質問を取り下げされましたので、3名の議員による一般質問となりました。

折角、準備していたので何とか一般質問したかったみたいですが、これまで経験したことがない程の痛みで断念されました。今日も検査したそうですが、特定できず、明日も検査するそうです。もう1人、桂藤議員が昨夜から熱が出たということで今日は欠席され医療機関で検査を受けたところ、コロナ陽性と診断されました。

そして今日はJアラートの訓練が全国一斉に午前11時から実施されましたので、11時前に議会を暫時休憩としましたので、松本議員の質問を遮ることとなり、申し訳なく思います。議長席は一段高いので議員席が良く見えるのですが、やはり席に空きがあるというのは寂しい感じを受けます。20名の議員が揃っての議会だと思います。

明日は一般質問最終日で、赤木議員、近藤議員、坪田議員、政野議員が登壇して執行機関を質しますので、できれば本会議場に傍聴においでいただければと思います。

明日から一般質問が始まります

[ 2023年9月18日(月) ]

明日から始まる一般質問(19日~21日の「一般質問通告者及び質問事項」です。色違い部分をクリックしていただくと質問事項を読むことができますので、この議員の質問を聞いてみようと思われたら、議場に傍聴においで下さい。

YouTubeでも中継が行われますが、やはりliveは違います。議場の雰囲気はその場にいないと分かりませんので、一度は議場においでいただきたいと思います。明日の1番と2番の議員は地域政党きずな庄原議員団の國利議員と徳永議員ですが、國利議員のメインは、「ジョイフルの耐震化問題」、徳永議員は「県立広島大学庄原キャンパスの諸課題」についてです。

今回は13名の議員が通告していますが、初日5名、2日目4名、3日目4名が登壇して執行機関を質します。質問力を高める特別研修で、法政大学の土山希美枝氏より、「ファクト」という言葉を何度も聞かされました。仮想ではなく、事実を積み上げることの重要性を説かれたのです。今回もその講義を受けた議員が4名登壇しますので、楽しみにしています。

議員にはそれぞれに質問のスタイルがあります。ありますと言うか、質問する中から自然と出来上がってきます。私の場合は、「喧嘩腰スタイル」、「演説スタイル」、「事前打合せスタイル」等、18年間で試行錯誤しながら質問してきました。全ては、「市民のために」一番効果があるかということで、毎回、悩んで悩んで組み立てていました。

しかし、上手くヒットしなかったときは惨めです。所謂、噛み合わないというやつです。執行機関も議事録に残るので、本気の議論にはなり難いのが事実ですが、手を変え品を変えながら迫るのが一般質問の醍醐味でもあります。