今日はこれから県庁に行きます

[ 2024年10月25日(金) ]

広島県内陸部振興対策協議会の会議で県庁に行きます。この協議会は、県内内陸部にある市町相互の緊密な連携を図り、諸施策の改善向上を期し、内陸部地域の繁栄と発展を願い組織されたものです。

現在、庄原選出の小林県議が顧問、三次選出の下森県議が会長ということで活動しています。各市町から上がって来た各種要望等を会として取り纏め、広島県の執行機関に要望するということが主たる活動内容ですが、県議が前面に出る協議会ですのでかなりの効果を発揮しています。

この会の歴史は結構古く、県議会議員の数も少なく、内陸部の声が届きにくいということから組織されたと聞いて言います。陳情行政と揶揄されますが、多段階での要望事項を収斂して国に届けるという仕組みは昨日や今日、出来上がったものではないことが理解できます。恐らく、官僚機構が編み出したのでしょうね。

言う方も言われる方も、バラバラではどう集約すればよいか困惑しますが、組織があれば割と楽に集約できます。この協議会は平場の議論の積み上げが基本であり、降ってわいた様な要望等はまずあり得ません。だから長い歴史があるのです。ただ、いつまでも協議会が要望するというスタイルはそろそろ卒業すべきではあります。

これが約2年間メンバーの一員として出席してきた私の感想です。無くて当たり前とならないと、これが政治と勘違いする人が減ることはないと思います。誤解されても困るけど、内陸部の声が中央には届きにくいのは事実ですというか、聞こえない振りをしているのかも知れません。田舎政治家の独り言でした。