日本酒が値上がりするそうです

[ 2025年9月5日(金) ]

10月に一度価格改定があり、来年4月にはどっかーんと値上がりすることが既に決まっていると聞きました。米価の高騰によるものですが、日本酒党には辛いことです。

コロナの時には飲食が全滅で日本酒の酒蔵も大変でしたが、今度は米不足による仕入れ価格高騰で小売り価格を改定せざるを得ない状況に追い込まれています。第二の日本酒とか第三の日本酒が登場するかも知れませんが、私は純米一筋です。今流行りのクラフトビールなら大根でもできるそうですが、日本酒は米でしょ!

知り合いが10月から杜氏として酒蔵に入るそうですが、米価が高騰しているけど作柄(品質)が心配だと言っています。そんな時こそ杜氏の腕の見せ所なんでしょうが、やはりそれなりの米でないと無理というものです。先月、丹波に行く道中に、「獺祭」の幟が田圃の周りに立っていた地域がありましたが、囲い込みでしょうね。

今年の米騒動ではありませんが、店頭から日本酒が消えたらどうしますか。考えるだけで、ゾッとします。仕入れる酒米があまりにも高くなると、「酒造りを諦める」酒蔵もでてくる可能性があります。味で勝負している蔵なら踏ん張るでしょうが、安値で卸している酒蔵はもちません。

山岡酒造さん、「敷信村」を頑張って仕込んで下さい。飲めるだけ買いますから!