草刈りに思う

[ 2025年9月7日(日) ]

昨日の天気予報は、午前中は結構涼しいとのことだったので家の周りの刈った草を集めて焼きました。これまでは空気が乾燥していて焼けなかったのですが、これでキレイになりました。

畔草を焼いていて火が広がり消防車が出動することがあったりするので、草を焼く時は気を使います。田舎でありながら、近頃では公共施設等の周囲の刈った草はパッカー車に積んで焼却場に持ち込んで焼いていますが、こういう時代なんですかね。だからかも知れませんが、除草剤を散布する農家が増えています。

昔の話をしても仕方ありませんが、私が子どもの頃はどこの家も牛を飼っていましたので畔草や山草を競って刈っていました。ですから、今の様に草ボウボウということはあり得なかったのです。私も出来る限りは草刈をしていますが、今年の暑さから道路脇などには根まで枯れない除草剤を散布しました。

環境に配慮したという言葉は、なるほど頷けますが、環境省が何でもかでも指導するのでしょうか。今回の米騒動もそうですが、お米は直ぐには増産できないのです。溜池の改修、水路の補修等が必要です。私たちの集落では定期的に溜池の土手の草刈や補修作業を行っていますが、休耕田は水持ちが悪い田圃ですから、無理です。

決定的なことは、担い手がいないことにあります。田舎の景色が変わってきています。