― はやし高正が日々の気になる出来事に関することを書いています
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日赤は大混雑[ 2025年12月22日(月) ]
今日も母親をつれて日赤でしたが、休み明けの月曜日と年末が重なり久々に大混雑でした。母親は泌尿器科で先週の検査結果を聞き、念のためにCT検査を受けましたが、膀胱炎の完治は難しいみたいです。
掛かり付け医の先生は、血尿が改善しないので癌を疑われて日赤に紹介状を書かれたのですが、癌は見つかりませんでした。結局、掛かり付け医と同じ薬が処方され、昼前に自宅に戻りましたが、車椅子に乗ったままでしたから疲れ果てていました。102歳にとって病院に行くことは苦行といえます。
待っている間に患者さんをそれとはなしに見ていると、泌尿器科を受診する男性は大抵が前立腺みたいでした。同じ階には耳鼻咽喉科もありますが、ここも今日は混雑していました。1階のホールには人が溢れており、27日から休診ですから今週はずっとこんな感じだと思います。
それにしても車椅子に乗った患者さんが多くなっています。私の母親もそうですが、自分では歩けない高齢者を家族が連れて来られるので、正面玄関内にある車椅子が出払ってしまうくらい利用されています。偶然、後輩に会ったのですが、「病気になっても病人になってはいけない」という彼の言葉に頷きました。
話は飛びますが、どうして庄原市は企業版ふるさと納税に積極的でないのでしょうか?お隣の神石高原町は頑張っています。見習えばどうですか?地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)について | 広島県・神石郡 神石高原町(じんせきこうげんちょう)行政サイト
農林業は国の根幹[ 2025年12月18日(木) ]
私は農家の生まれですが、農業で生計を立てたことはなく、兼業農家として稲作をしていたという感じです。子どもの頃から農作業の手伝いをしていたので何となくすることは分かっていました。
何でこんなことを書くかというと、漆の木を植える様になり稲作とはまるで違う作業の連続に、「稲作が楽だ」と思い始めたからです。農業は稲作に関しては栽培方法等が確立されており、順番に進めれば米になります。水が不足したとか、高温障害が発生したと言っても、何とか食える米はできてきました。
漆液が採れなかったら生活に困る人は誰でしょう?答えは、漆に関係する職業についている人たちです。これまでは中国から日本で使う漆液の殆どが入ってきていましたら、皆さん、気にも留めなかったのです。レアアースが中国から入らなくなるとアメリカも日本も、「何とかして下さい」とお願いするしかないのです。
米騒動が一段落した様に見えますが、稲作は自然を相手の環境整備の結果として米が生産されているのです。特に中山間地域での稲作は、溜池や水路の維持管理に相当の労力とお金をかけなければなりません。いくら米価が安いからといって維持管理をええ加減にすることはできないのです。
稲作がやりやすい地域で米を作れば良いとお思いでしょうが、そうしてしまうと中山間地域は山に戻ります。ゲリラ豪雨を受け止める天然ダムが消えてしまったら、災害が頻発することは間違いありません。安い外国のお米を買って食べる日本になればどうなるか、想像できますよね。
議員バッジの重み[ 2025年12月17日(水) ]
今朝の中国新聞県北版【やまびこ】に「議員バッジの重み」と題した記事がありました。読まれた方も多いと思いますが、この前まで議員だった私としては、議会事務局ではなく議会として動くべきだと思います。
私は全ての報告書を期限までに提出したと胸を張って言える程ではありませんが、最低限のルールは守るべきです。問題は、期日までに書いて提出すればそれで終わりではなく、内容にあると思います。文章を書くのが得意な議員、不得手な議員でも、本質をついたものであれば構いません。
今にして思えば、各種報告書の書き方は各議員にお任せでしたから、委員長報告を議会事務局の職員に書かせていた(丸投げ)議員がいたのも事実です。私の議員1~2期時代は、議会の仕組みや執行部の仕組みを理解するために、兎に角、記録しました。確か総務の副委員長の時には、録音を聞きながらテープ起こしをしました。
私は先輩議員から、副委員長が記録するのが慣例だからと言われましたので、何故か副委員長ポストが続いたので、喜んで記録しては報告書に仕上げていましたが、本当に良い勉強になりました。私は時々の議会事務局の職員と報告書等の擦り合わせをする様にもしていました。これはお互いの勉強であり、客観性の担保にあります。
新人議員が多数当選した訳ですから、議会としての勉強会を議会が企画して実行すべきです。政治資金収支報告書の未提出も記事にありましたが、国会議員をとやかくいう資格はありません。決められたルールは守るが大原則です。議員としての自覚を!
在宅介護に思う[ 2025年12月15日(月) ]
今日は庄原赤十字病院に母親を連れて行きました。常時オシメをしている関係で膀胱炎になり易いのですが、今回は中々症状が改善しないので泌尿器科で検査を受けることになりました。
服薬しても血尿が出るので、母親も心理的に塞ぎ込む様になってきていました。掛かり付け医の先生に相談しながら母親の介護をしている訳ですが、時には専門医の出番となります。検査中も私がずっと付き添っていたのですが、看護師さんが、「102歳にはとても見えないけど、何歳で止まっているのかね」と言われました。
私はとても100歳超えなんて無理ですが、やはり母親は、内臓や心臓が丈夫ということなんだと思います。今日から1週間、経過観察のためのバルーンカテーテルでの排尿となります。本人は管が気になって仕方ないみたいですが、何とか乗り切ってくれるでしょう。
私も介護が段々と板についてきたというか、母親だから分かるという部分が大きいと感じます。介護の専門職の方々には本当に頭が下がります。仕事だからできるというものでは決してありません。私も家内と一緒に在宅介護を極める覚悟です。
漆の苗木を移植しました[ 2025年12月14日(日) ]
本来なら日曜日に苗木の移植作業等を行う予定だったのですが、雨との予報から急遽、昨日も作業することにしました。先週も作業していたので、段取り良く移植作用と忌避剤散布が4時には完了しました。
漆は本当に分からないことばかりです。3年経った漆でも場所により成長がまるで違います。最初に移植した実生からの漆は二股になったものが多く、「何で」って皆で話しましたが、理由は分かりません。品種なんでしょうね。昨年からは太子という品種を植えていますが、これは成長が早い品種だと思います。
昨年から移植の際に牛糞堆肥を少し入れる様にしていますが、これは効いている様に思います。昨日も議論となったのは、忌避剤で本当にシカの食害を防げるのかということです。保護カバーがあれば確実に防げますが、雑草がはびこり漆の成長を妨げてるというのが私の推論ですが、半分半分で比較することになりました。
今回、初の試みとして山肌に漆の苗木を植えてみました。漆掻きのことを考えると山肌に植えることは効率上は良くないのは分かっていますが、大径の漆に成長するのではという一種、ギャンブルです。作業しながら話し合ったのですが、稲作ならほぼ同じ作業でお米ができるけど、漆は土地により毎回が試行錯誤だと。
忌避剤の効果がなく皮を食べられたら全滅となりますが、効果があることが分かれば、カバーをする必要がなくなります。ただ、漆でのデータは無いので、試行錯誤は続き、漆掻きができる様になれば私たちは漆の先生です。
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