― はやし高正が日々の気になる出来事に関することを書いています
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やっと整理を始めました[ 2025年6月12日(木) ]
20年間の議員活動で膨大な紙ベースの資料が事務所にあります。私は出来るだけ捨てる主義の人のつもりだったのですが、今日から重い腰をあげて整理を始めてみると、想像以上です。
午前中3時間程度やりましたが、五分の一も整理できませんでした。別に読みながらした訳でもなく、ファイルから取り出してはコンテナに入れただけです。先ほど、リサイクルプラザに持ち込んだのですが、トイレットペーパー3個いただきました。当時は必要と思い残したのでしょうが、要らんかったですね。
議員時代の「活動記録」という委員会や本会議でのやり取りを書き留めたノートが沢山あるのですが、これこそが私の活動記録といえます。予算決算の時等には多いに役にたちました。公式記録ではありませんが、何年何月にこういう発言があったがという感じで使っていました。不思議と当時を思い出すもんなんです。
今日処分した資料は、殆どが所属していた常任委員会に関するものだったのですが、会派視察の資料は今は残すつもりです。20年間で行った視察先は自分でも全て思い出せない程です。庄原市議会のホームページに視察報告書や政務活動費が載っていますから時間のある方は調べてみて下さい。
私たちは会派で年間テーマを決めて視察先を決定していました。ですから、最低1年間は、環境ならば環境関連という具合で、水俣市へも行かせていただきました。確か同じ行程で、日田市でチップ発電とメタンガス発酵発電も勉強させていただきましたが、凄い強行スケジュールでした。
今日は三次中央病院[ 2025年6月11日(水) ]
私は患者ですから文句は言えませんが、前回の血液検査でC型肝炎が疑われる数値が出たので今日はそのためだけの血液検査に行きました。しかし、結果は18日に再度おいで下さい。20日にリュウマチ科の受診があるのでというと、私は水曜日しか外来を診ていないと言われました。
三次中央も高齢者の患者さんが多いですね。高齢者の患者さんに、「尿の検査をお願いします」、「血液検査をお願いします」と言われるのですが、見ていて可哀そうになります。「さっきしたから出んと思う」、「頑張って行ってみよう」とか、家から持参できる仕組みは出来んのですかね。
家族が付き添っておられる方もありますが、高齢者一人で来られている方は心細いですよね。となると、在宅診療なのかな?無人配送ロボの医療機関版は可能性が高いかな?孫を連れた高齢者も結構おられましたが、まだまだ現役と感じられました。後期高齢者は75歳からですが、線引きが難しいですね。
今日の私の支払額は、1440円でした。70歳以上で収入も高額ではないので2割負担ですから実質7200円の医療費となります。採血して先生と5分程度の問診でした。私が往復した時間は約1時間ですが、その前後の準備等は約1時間として、拘束時間2時間です。まあ、毎日が日曜日ですから、文句は言うまい。
先ずは、健康で働けることが一番と心得てやらせていただきましょう。
今日は作業でした[ 2025年6月10日(火) ]
天気予報は雨だったのですが、板橋さとやま学びの森の草刈を行いました。7名でおよそ2時間、かなりの面積の草刈をすることができました。雨が降ると足場は悪くなりますが、草刈自体は楽に刈れるのです。
大昔、私が子どもの頃のお話ですが、亡くなった祖母が雨が降ると草刈に出ていっていました。私が、「雨が降る時になんで草刈(畔草)をするん」と聞くと、「雨が降っている時に鎌で刈ると、面白い様に刈れるんよ」と言っていましたが、今日の雨の中の草刈は本当に楽でした。但し、刃物が良く切れることが条件ではあります。
学びの森は私が議員になって直ぐに整備を始めました。最初は元気だったメンバーも全員70代となり、誰もが、腰が痛いとか腕が痛いとか言う立派な高齢者になりました。今週土曜日にも草刈作業と松くい虫で枯れた松の整理をする予定ですが、できるだけ重機を使ってやるつもりです。
皆でステージに上がって眺めたのですが、仲間がいたからできた学びの森だと改めて実感した次第です。ご覧になればお分かり頂けると思いますが、本当に素人が作ったのというスケールのステージです。電源もステージまできていますので、結構大規模なコンサートもしています。ご希望の方はご相談下さい。
これからこの施設をどう維持していくかですが、最大の課題は草刈です。約5haからありますから、その全ての草刈は今ではできません。メンバーも当初は20名からいましたが、20年で6名が亡くなりました。今夜はその1人の通夜に参列します。ですから、「あと何年できるかのう」という言葉が自然とでてきます。
おまけです。ピースコンサート風景です←クリックするとご覧になれます。
区民大運動会で感じたこと[ 2025年6月9日(月) ]
昨日は、「敷信自治振興区 区民大運動会」が板橋小学校グランドを会場に開催されました。開会式が終わると、自治振興区の粋な計らいで、私の議員引退の挨拶をさせていただきました。
多くの方々から、「何で辞めたん」って聞かれましたので、「70歳定年」って答えると、「まだ若いが」と言われました。しかし私は、人口減少対策というか、少子高齢化に対して有効な手立てを施すことができなかった不甲斐なさをヒシヒシと感じています。執行者が本気で対策を打たなかったからと言い訳をするつもりはありません。
3年前の6月のブログを読んでいると文中に、令和3年の自治振興区毎の人口状況表がありましたので令和6年の資料と比較してみました。←クリックして資料をご覧下さい。僅か3年ですが、どう思われますか。高齢化率ばかりに目が行きがちですが、0歳~14歳の数値、少子高齢化に全く歯止めがかかっていません。
昨日の区民大運動会、これまで競技に参加していた人たちがテントの中で椅子に腰かけている姿が多く見かけられました。高齢化率が30.7%で市内で一番低い敷信でこの状況です。先ほどの0歳~14歳の数値を人口で率を計算すると、敷信が12.9%でトップで、庄原12.2%、東11.8%と続きます。これが現実です。
競技内容も高齢者を対象としたものや小学生以下の子供を対象としたものが多かった様に思います。昨日優勝した自治会は高門でしたが、人口規模は敷信では下から5番目です。近年の傾向として何故か、小さな自治会が優勝しています。人口が多い板橋西や新庄西は住宅は増えていますが、自治会加入率は低い状況です。
私が言いたいのは、合併した20年前と同じ仕組みで同じことをしてきた結果、明かな地域間格差が生じたということです。固定経費は減るどころか増えていますが、地域は衰退しています。自治の役割を再定義というか、行政が本来すべき役割は何か、全ての業務見直しが必要と考えます。
合併20周年と浮かれている状況にはないのではと私は思います。市長も変わり議員も大幅に入れ替わった訳ですから、本当の意味で車の両輪として切磋琢磨していただきたい。市民は大いに期待しています。
自治とは[ 2025年6月5日(木) ]
私のキャッチフレーズは、「自治振興によるまちづくり」でしたが、果たしてどの程度の成果が出たのか甚だ疑問です。議員に成りたての20年前は、「敷信(しのう)敷信」と連呼しては顰蹙を買っていました。
私の初代後援会長は清光幹雄(故人)さんという人だったのですが、彼は地元板橋から国会議員になった永山忠則さんの地元秘書を長年務められた人で、私が議員に立候補する時、「自治でやりんさい。基本は住民自治じゃ」と言われました。年齢的に清光さんは親父みたいで、「親父、親父」と慕っていました。
正確な年齢は覚えていませんが、40代で私は板橋東自治振興区の副区長になりました。その時の区長が清光の親父です。彼は若くから政治に関わっていましたから、政治のイロハが分かっており、住民が不利益を被ることがあれば直ぐに市役所に飛んで行っていました。私はそんな彼の行動力に魅せられて市議会議員を目指したのです。
永山忠則先生は、帰郷された時は必ず青年たちを集めて自治について講義されていたそうです。その形ある自治として、敷信には県内で最初の公民館を誘致されたり、保育所も県内初だったそうです。今も覚えていますが、その公民館で子供会活動を自分たちで企画して行っていました。大人はオブザーバーで口出しはなしです。
自分たちのことは自分たちで行うことが住民自治です。行政が行うのは団体自治(全体)といいます。自治は上から与えられるものではなく、自分で創意工夫して行うものです。市民力を高めることで住民自治が地域を回す原動力になり、更には、団体自治が力を発揮することで市町村が元気になります。
おまけです。17年前のブログ、「敷信自治振興区 区民大運動会」←クリックで読んでみて下さい。
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