― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
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[ 2009年3月1日(日) ]
総務財政に関する予算審査の報告書をまとめているのだが、今回はかなり簡素にまとめることにしました。昨年の決算審査の時は私からすると結構丁寧にしたつもりですが、やった割には報告書を配布するわけでもなく、空しいものがありましたので。
ここでも、旧市と旧町とのやり方の違いがあります。旧市は、分科会での審査を尊重して、本当に要点のみの報告だったようです。ところが、旧町の審査報告は、「重箱の隅をつつく」ほどの懇切丁寧なものだったのではと想像します。特にK町の審査スタイルは独特だったのではないでしょうか。まるで審査会を演説会と勘違いされているのではと思ったりもしました。
予算審査の本来のスタイルというのは、どうなんでしょうか。事業の必要性から議論すべきであり、いきなりポンで出されて、審査お願いしますでは違うでしょうといいたくなります。これが執行者の強権というものです。どこをチエックしろというのでしょうか。予算の組み立て方も、国の交付税があるのに何故、市債を起こしてまでする必要があるのですか。本来の審査であれば、こういったことを審査するのではないのかな。
お金が来る、自分でも借金をする、足して事業量を膨らます。でも、借金は間違いなく増えます。こんな複雑なことをする必要はどこにあるのでしょうか。ばらまく箇所を増やす必要があるからだと私は思います。本当に必要な事業であれば問題ないのですが、どうも私からするとクエスチョンマークが多くつきます。まあ、本会議で議論しましょう。
明日の正副主査会議で概要を報告しなければいけませんから、さあ、頑張るぞ!
[ 2009年2月28日(土) ]
この国の政治システムは崩壊しているのではないかと思えるほどの迷走に次ぐ迷走。もうどうでもええような気になってきます。前も似たようなことを書きましたが、政治家は退陣して官僚が管理内閣を立ち上げたらええのではないでしょうか。
アメリカのオバマさんが目立つだけに麻生さんはかすむどころか、消えてなくなりそうな雰囲気ですね。予算成立のめどが立ったので、首のすげ替え議論が盛んになってきたようです。しかし、その候補者がいないというのが正直なところで、最低支持率だった森さんが暗躍している現実を見るにつけ、もうこの国は駄目だと感じます。民意との乖離がありすぎます。
それにしても民主党もブレまくりで、小沢のアメリカ海軍発言には呆れ果てました。この国を自衛隊が本気で守れると思っているのでしょうか。お昼になりましたので、食事をして続きを書きます。
食事をして考えました。小沢さんは何かを仕掛けようとしているのではと。麻生の問題発言を引き出そうとしたのかもしれないと。本当に狸と狐の化かしあいみたいなものです。近頃、「歩け歩け運動」で感じることは、何故か皆さん国会中継を見られているということです。下手なドラマを見るよりも面白いのだろうと思います。安倍・福田と政権放棄が続きましたので、今度は麻生かと楽しみにしているのかもしれません。
やはり道州制しかないのかなと強く感じます。やはりこの国を駄目にしたのは、政治家です。その政治家を選んだのは、国民です。過去のしがらみを断ち切る意味からも道州制です。北海道からモデルで実行すべきですね、早急に。こんなことでも言わないと、夢も希望もない国になっていっているように思うからです。
[ 2009年2月22日(日) ]
親が子供に望むだけの小遣いを与え続けると、その子供はどんな大人になるでしょうか。恐らく、自分でお金を稼ぐこともせず、使いたい放題使って、何か不足があれば親に文句を言う大人になると思います。
私は、今我々が置かれている状況はこんなものではないかと思っています。ついこの前まで、交付税は国からの仕送りだなんて平気で言っていたのはだれですか。制度上はそうでしょうが、身の丈以上の施設や道路を作りたい放題作って、挙句の果てが、「破綻寸前の財政」です。国からお金がくるのだから、好きに使ってやるという論法でもあります。
私は昨日、「歩け歩け運動」で、ある限界集落を1日かけて歩きました。立派なお家があるからと急な坂を歩いて行ってみると、「空き家」です。遠目には、どうみても人が暮らす家に見えるんですね。聞けば、都会に暮らす息子さんが帰ってきては家の周りをきれいにされているそうです。しかし、この先何年、こんなことが続けられるのでしょう。
一方、管理が放棄された家々は、廃屋となり、自然風化を待っています。その数は、半端ではありませんでした。山は全く手入れがされておらず、荒れ放題ですから、災害の危険性をはらんでいます。目に付くところ、目立つところに、実績がアピールできることに集中して税金を投入したことの結果が今でています。これを無策といわず何と言うのでしょう。
国土保全ということの重要性をみなさん、本気で考えてください。私は毎年中国に「掃除に学ぶ会」で行っていますので、中国の砂漠化の深刻さを認識しているつもりです。その昔、中国は緑に覆われた国だったのですが、戦乱を繰り返したり(火をつける)、木を伐採したあとに植林をしなかったために、はげ山となっていったのです。それは悪の環境循環となり、水が枯渇することとなってきています。
一時の快楽を求めることはたやすいことですが、地道に国土を守るという土台の部分をおろそかにすると、暮らす人もいなくなってくるのです。それは時間をかけて都市部周辺へと広がっていきます。温暖化と連動して、大雨がふると大洪水、そして大災害となっていきます。私が言っている事は、絵空事ではありません。皆さんも自分の足で山間僻地を歩いてみてください。私達が飲んでいる水の元ですからね。
[ 2009年2月15日(日) ]
小泉改革を進めた竹中平蔵さんの評価は全く分かれるところですが、私は彼の考えには共鳴できる部分が結構あります。抵抗勢力と戦いながら規制緩和などを折角進めたのに、麻生さんはバックギヤに入れっぱなしです。
アメリカ大統領には強大な権限がありますが、任期は4年で1度だけ再任してもよいということになっています。大統領が変わると政権中枢を担うブレーンも総入れ替えになりますから、まるで違う政府が誕生することだってあります。今のオバマさんが正にそうなろうとしています。改革を受け入れる選択をしたのはアメリカ国民です。
しかし日本はどうかと目を転じると、麻生の次は誰にしようかという体たらく。まるで国民のことは考えていない、自分たちの保身のみです。選挙を戦うには麻生では駄目だなんて本気で言っているのですからまるで理解できません。選挙しても同じ顔が出てくるのに何を期待しろと言うのですか。竹中平蔵さん、いらいらしているでしょうね。
小泉の知恵袋だったかどうかは別として、竹中さんの改革に対する思いは、国を憂うものです。日本を駄目にした、アメリカに売り渡したが如くことを言われますが、あの空白の10年に終止符を打ったのは彼です。しかしまた、空白の数年が過ぎようとしています。同じ仕組みで同じことを繰り返していたら、本当にこの国はつぶれます。だから、財界も本気で道州制を提唱しているのです。
今日のブログは中国新聞の「小泉路線の問題点・反省点」を読んで感じたことを正直に書かせていただきました。国の政治が腐っているなら、基礎自治体の政治はどう表現すればいいのでしょうか。4月の市議会議員選には新人は僅か2名のようです。同じ顔がまた出てきて、政治の後退が更に進むことでしょう。つまり、暮らしにくくなるということです。
[ 2009年2月13日(金) ]
今日の中国新聞県北版の見出しです。三次市議会が19ヶ所で行った議会報告会のことが載っていました。友人のS議員たちが中心となって実現した議会報告会ですが、2年目は更に充実してきたようです。
広島県内で議会報告会を議会として行っているのは三次市議会だけということからも、改革を本気で進めている三次市議会といえますね。昨年は、会場に来られる住民も少なかったようですが、今年は参加者713人と昨年の408人から大幅に増えていると記事にありました。
S議員から聞いたところによると、「ここまで言うか」的なかなり厳しい質問や叱責があったそうです。要は不満が充満しているということだと思います。新聞記事にはなっていませんが、市民の質問に答えられない議員も相当数あり、「それでも議員か」と言われた方もあるようです。これも○○ですが、「もっと勉強してこんといけんのう」と言った議員があるとか・・・
今日の読売新聞の「市議年金 岐路」という記事も興味深く読ませていただきました。もう議員年金なんて止めましょう!私は毎月の報酬から48000円が共済掛金として引かれていますが、1期や2期で辞めると、掛金の50%程度しか手元に帰ってこないのです。だから3期出て年金ということで議席に執着する一つの原因があるのではと思います。公費負担までして維持する制度ではないですね。
福島県矢祭町の例もありますが、日当制でボランティアではなく、日当もなくボランティアなら文句ありません。しかし、今の議会の制度での運用は難しいのではないでしょうかね。まあ、議会も議員も本気で改革をするというなら、普段から大いに議論すべきではないでしょうか。選挙の前だけ言うなら、猿芝居といいます。
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