市民、一層の改革要望

[ 2009年2月13日(金) ]

今日の中国新聞県北版の見出しです。三次市議会が19ヶ所で行った議会報告会のことが載っていました。友人のS議員たちが中心となって実現した議会報告会ですが、2年目は更に充実してきたようです。

広島県内で議会報告会を議会として行っているのは三次市議会だけということからも、改革を本気で進めている三次市議会といえますね。昨年は、会場に来られる住民も少なかったようですが、今年は参加者713人と昨年の408人から大幅に増えていると記事にありました。

S議員から聞いたところによると、「ここまで言うか」的なかなり厳しい質問や叱責があったそうです。要は不満が充満しているということだと思います。新聞記事にはなっていませんが、市民の質問に答えられない議員も相当数あり、「それでも議員か」と言われた方もあるようです。これも○○ですが、「もっと勉強してこんといけんのう」と言った議員があるとか・・・

今日の読売新聞の「市議年金 岐路」という記事も興味深く読ませていただきました。もう議員年金なんて止めましょう!私は毎月の報酬から48000円が共済掛金として引かれていますが、1期や2期で辞めると、掛金の50%程度しか手元に帰ってこないのです。だから3期出て年金ということで議席に執着する一つの原因があるのではと思います。公費負担までして維持する制度ではないですね。

福島県矢祭町の例もありますが、日当制でボランティアではなく、日当もなくボランティアなら文句ありません。しかし、今の議会の制度での運用は難しいのではないでしょうかね。まあ、議会も議員も本気で改革をするというなら、普段から大いに議論すべきではないでしょうか。選挙の前だけ言うなら、猿芝居といいます。