学びの森

[ 2009年9月20日(日) ]

今日はこれから、「板橋さとやま友の会」の総会を学びの森で開きます。荒れていた山をキレイに整備できたことが、今でも不思議に感じます。一人では決して出来ることではありまん。集団での取組みが可能としてくれたのです。

広島県の「森づくり県民税」を活用して事業をやってきていますので、成果が期待されます。税金を投入しているのですから、効果が上がらなければ税金の無駄使いということです。読者の皆さんにも来て見てもらいたいのですが、県道から500メートルほどのところに、昔の里山が現れます。炭焼き窯や作業小屋があります。子どもたちが大好きな、自然を活かした山の滑り台もあります。大げさな言い方かも知れませんが、里山の文化があります。

ですから、私たちはあえて、「学びの森」と名付けたのです。私が子どものころは、山に入って遊んでいました。遊びだけでなく、焚き物を集める仕事や、刈った山草を運ぶ仕事など、子どもの仕事も決まっていました。そして、風呂を沸かしたり、ご飯を炊いたり、牛に餌をやったりすることも私たちの仕事でした。正に循環型社会がそこにはあったのです。そんな懐かしい里山を、もう一度復活させてみようという試みを続けているのが、「板橋さとやま友の会」です。

総会の後は懇親会となりますが、みんなで大いに語り合いたいと思います。山で飲むお酒は格別ですので、またまた飲みすぎるのかな。