話題は政治

[ 2009年9月2日(水) ]

私は今回の衆議院選挙の結果に、「すっきりした」という感想を持っています。それは、自民党の大物と言われていた政治家がたいそう落選したからです。早めに辞めとかないからみっともないのです。

自身がそうされるかどうかは定かではありませんが、鳩山さんは、「首相を降りたら議員を辞める」と言われました。首相経験者が国会に残って影響力を行使することは、百害あって一利なしとまでは言いませんが、ピエロです。その点、賛否はあろうと思いますが、小泉さんの判断は良かったですね。60歳代での政界引退ですから、自分の趣味を楽しめます。

北海道のドランカーさんも落選。将来の首相候補と言われていたのですが、前幕僚長を応援弁士に呼ぶ非常識ですから、落ちて当たり前です。ホリエモンを連れてきた親父も落選。閣僚は全員揃って帰って来れたと言うけれど、比例区での復活当選なんて、不細工なもんです。尼崎から出て、公明党の冬柴さんを破った田中康夫は立派。

来年の参議院選挙までに民主党がどれほどの改革を実行できるかで、参議院の勢力図が変わります。参議院でも民主が過半数を確保するとなると、もう絶対与党となり、憲法改正も可能となります。小沢さんの自衛隊派遣の道が開かれるかもしれません。ですから、民主は死に物狂いで参議院選に照準を当ててくる事は間違いありません。

この国がどこに向かうのかは、あなたの一票が決めるのです。