今度は中学校

[ 2009年9月1日(火) ]

庁舎ができたら(まだできていないけど)、今度は庄原中学校の改築工事(新築)が出てきました。まあ、一気にやろうということなんでしょうが、庄原小学校と東城小学校の建て替え問題もあり、私の小中一貫教育論もありで、イライラしています。

ついこの前、計画の説明を受けただけと思っていたら、今日の教育民生常任委員会では、もう決まったが如くの説明で、「おいおい、ちょっと待ってくれよ」と言いたくなりました。そもそも、優先順位が逆だと言い続けていた、庁舎と庄原中学校です。これほど急ぐとは、これも選挙公約ですかね。

私は建設していはいけないとは言っているのではありません。ただ単に、中学校だけを考えてするのではなく、小学校の問題や、将来的な少子化に対しての対応などを良く検討していないと言いたいのです。前の教育長が聞いたら、「私の時代は何だったんでしょう」と言われるような気がします。まあ、今回も政治主導ですからね。

現在地に建設ということで動き始めていながら、新たな候補地も検討してみますと言うけど、そんな悠長なものではありません。10月初旬にはプロポーザルによる入札を行いたいと言うんですよ。更に、年内には業者選定もできると。そして、1月からPTAや教師、自治会や関係機関の人たちと建築などについて話し合いをもち、基本設計に生かすと。

22年度中には校舎建設に入りたいということです。一口で言うなら、グランドに校舎を建築して、現校舎を解体してグランドにするという計画で、24年度中にはすべてを完了させるというものだそうです。総事業費は概算で、28・9憶円という代物です。何度も言いますが、建てればええというものではないはずです。1度目に説明を受け、2度目は建設しますでは、理解できません。