景気浮揚策は

[ 2016年8月17日(水) ]

どうも日本経済がまたもデフレに振れてきているのではないかという見立てが評論家からだされている。これは日本経済が二極化していっているということだと私は理解している。高級腕時計が売れ、100均が成長する、日本。

田舎に暮らす私たちにデフレという実感は乏しいかもしれない。この前東京に行ったけど、東京は別世界と感じた。走る車も外国製の高級車が多く、国産でも高級車といえるものが目についた。コンビニで働く労働者は殆どが外国人で、昼食で入った中国レストランのウエートレスは全員中国人女性だった。彼らの給与はどうなのか分からないが、多分、安いのだろう。

アメリカは多民族国家であり、国の活力の源となっていると思う。今回のオリンピックを観ていると、着けている国旗を観ない限り、どこの選手か分からない。選手とコーチを丸ごと帰化させている国も多くあるみたいだ。どう表現すれば良いか分からないが、次々にお金を使う人たちが国にやって来れば経済循環が起きることは間違いない。

インバウンド効果も中国の課税強化で一段落したみたいだが、この歩みを後退させてはいけない。国内政策が上手く機能しないのなら、DMOでの景気浮揚は非常に重要だと思う。2020年東京オリンピックを最大の起爆剤と捉え、それまでに各地のDMOを連携させて日本全土をDMOで結んで欲しい。政府はもっと成功事例を紹介すべきだ。庄原市も乗り遅れるな!