― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2016年2月18日(木) ]
イノシシが悪さをしていけない。県道を挟んで我家側はそれほどでもないのだが、反対側は山が近いこともあるのだろうが、人家近くまで出没している。これは私の想像だが、野生のイノシシの筈が、イノブタになってきているのではないだろうか。
イノブタになると駆除ということでは追いつかないと思います。地球温暖化の影響からか、年に1産だったものが、今では3産もするのではないかと言われています。聞けば残飯あさりまでするイノシシが現れているとか。もう少ししたら、都市部と変わらない生態のイノシシが人家までエサを求めて来るようになるのではと心配になってきます。
有害鳥獣対策の要望が強い訳ですが、周りの環境を変えずに、イノシシやシカやサルだけを追い払っても直ぐに戻ってきます。ひろしま森づくり県民税を活用して、里山周辺の荒れた山の木を自治体が有料で引き取る施策を打ってはどうでしょうか。人工林対策は2年程度ストップして全額、里山対策に充てるのです。3億円の材の引き取りとなれば、かなりの面積がキレイになります。
そして、その材でチップやペレットを作れば一石二鳥で、倍々ゲームの様に手入れする面積が広がっていきます。一定の地域に50KW程度のガス化発電所を作れば、電気とお湯から利益が生まれます。夢の様な話だと思われるかも知れませんが、私は至って真面目に考えています。昔は、山掃除をして家のお風呂や煮炊きに使っていたのですから。
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