― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2016年2月17日(水) ]
今日は議員全員協議会が開催され、平成28年度の庄原市当初予算の概要説明が行われました。一般会計の予算規模は、305億5785万円で、前年度比6億2655万円、2.0%の減となります。特別会計及び公営企業会計などを含めた市全体の予算規模は、477億7093万円で、前年度比2億8202万円、0.6%減です。
自主財源の柱となる市税収入は、37億6390万円で対前年度比8722万円、2.4%増ですが、市債発行は、42億3286万円で対前年度比3億6656万円、9.5%増で、市債依存度は、13.9%となります。歳入不足を生んだ一番の要因は、地方交付税が対前年度比10億5062万円、6.8%減の144億1659万円になったことですが、昨年度からの合併算定替の特例措置の段階的な縮減によるものです。
基金残高(貯金)は、28年度で72.3億円、市債残高(借金)は、392.8億円の見込みです。市債残高は合併10年で約162億円減った勘定になりますが、まだまだです。そんな中で歳出はとなれば、自由に使えるお金は殆どない訳ですから、僅かな予算を万遍なくばら撒くこととなります。選択と集中という言葉は、掛け声です。
今日も多くの意見が出されたのが、「庄原いちばん」でした。予算審査をするのに、各課を横断している「いちばん政策」が多くあるので、産業建設の範疇外はどう審査するのかとなりました。当初から言われていたことですが、この「庄原いちばん」が事業の動きを抑制することになっています。特命課であればまだやり易いのですが、政策の寄せ集めですから厄介です。
他所の芝生は青く見えるではありませんが、三次市の予算は内容がしっかりしている感じを受けます。どうしてかな?
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