備北森林組合で意見交換

[ 2015年12月9日(水) ]

今日は、産業建設常任委員会で備北森林組合にお邪魔してざっくばらんな意見交換を行いました。実は、市内の各森林組合を巡回して、取り敢えず話し合うことから始めることを委員会として実行することにしました。

私は毎月でも行こうと行ったのですが、第1回目は、東城森林組合の組合長との意見交換を行いました。林道等の道についてのお話をいただき、その重要性を認識したところです。今回の第2回は、組合長と現場担当責任者との意見交換だったのですが、国の森林政策、県の対応、どうして庄原市が関わるのか等、突っ込んだ話し合いができました。

備北森林組合は、比和・口和・高野と庄原が合併してできた組合ですので、それぞれの地域の山には特徴があります。個人所有の山が多いところ、企業の持っている山が相当ある地域、広葉樹の比率が高いところ等。どこでも共通している課題は、山主の高齢化、森林境界が不明、施業放置林の増加です。

では、課題解決をどうするかですが、不在地主や山主の高齢化した森林を地元森林組合が全て施業受託を受けて維持管理することは不可能です。その点の話は実はできなかったのですが、自分の山は自分で管理しなければならないという法の網を掛ければ解決できるかも知れません。特定空き家と同じ、特定荒廃林指定でもやりますかね。

国の場当たり林業政策を改め、ドイツ・オーストリアに学べですね!石破大臣は視察にいったのだけど。。。。