意見交換

[ 2007年7月4日(水) ]

昨日から本日にかけて、色々なご意見をお持ちの議員さんと話し合う機会が連続してありました。丁度、会派を結成すべく準備をしている段階なのですが、どうして見解の相違が発生するのか、何となくお分かりですよね。

問題は、一貫性だと思います。どうでも私の意見を聞けということにはなりませんが、話し合いの上で合意できたことには従うということも大切です。しかし、その都度、あっちにふらふら、こっちにふらふらでは信用できませんよね。変わらぬ価値判断基準が存在していれば、それほどぶれることは無いはずです。

所謂、「腹の探りあい」という話し合いは誠に無益なものです。お互いが疑心暗鬼ですから、本音なんてまるで隠して、上辺だけの会話が続きます。こんな形での合意など、まるで嘘の塊というものです。昨日の広島県議会の体たらくはなんですか。本音で語らず、体のいい談合じゃないですか。中には、改革だと選挙中は吠えていて、ころっと鞍替えする輩もいました。

ですから、本当に理念を共有する仲間となると、非常に難しいと言わざるを得ません。が、何度も議論する中から何かを共有することができ、共通目標ができることもあります。語らずして、「あいつは〇〇だ」的な話しなどあり得ないのですが、結局、上辺の話に終始して、実のないことになっているのでしょう。

日本人は議論が下手な、出来ない人種と言われていますが、努力してでもすべきことだと私は思います。これほどのグローバル化の時代に、腹芸なんてだれも理解してくれません。発言せずして、理解も不可能というものです。