連携

[ 2015年5月28日(木) ]

広辞苑によると、【連携】とは、「同じ目的を持つ者が互いに連絡をとり、協力し合って物事を行うこと」とあります。実は、今日は三次市在住(生まれも育ちも)の人たちと話す機会があり、「連携したまちづくり」ということで意見が一致しました。

観光でも連携という言葉は必ず使われますが、連携できているとは思えません。担当者同士は、「連携してやりましょう」って言っているのは間違いないのですが、何かをやろうとすると何故か、「良く検討しなさい」って感じでやんわりと認めて貰えないのが現実です。別物の観光協会だから仕方ないと納得したら未来永劫、連携は有り得まえん。

三次ワイナリーの前の遊具は無料ですから広島県内各地から子供連れがやってきます。備北丘陵公園内の遊具も無料ですが、駐車料金と入場料がかかります。若い子育て世代の人たちは無料が大好きです。つまり、余裕がありません。ですから、丘陵公園は花などの植物に特化して、少し経済的に余裕のある層を開拓すべきだと思います。

工業団地を造成して企業誘致をした時代は終わったと思います。あるものを活かすことが中山間地域に暮らす私たちが生き残る方法です。山も川も土地も繋がっているのですから、全体の中の最適化を模索しましょう。庄原から川船に乗って三次に下り、夜は鵜飼ってどうでしょう。連携とは、発想の大転換ということですかね。