臨時議会

[ 2009年1月20日(火) ]

今日は一日だけの臨時議会がありました。緊急経済・生活支援対策の補正予算、工業団地の分譲(ジュオンの工場誘致)などを審議して、全て可決されました。

緊急経済・生活支援対策としておよそ3億2千万程度の事業を実施することになりました。地元の零細業者の仕事の確保という観点からも、緊急的な補正予算といえます。道路整備の前倒しや、学校・保育所の修繕関係、その他諸々の地域活性化対策に使います。勿論、中小企業支援対策として、利子の助成も予算化されています。

財源はたちまち基金を取り崩して対応しますが、国の第二次補正が通れば約10億の交付税がくるので、基金へ再度積み上げるそうです。残りの交付税の使途は、人件費に持っていくだけでなく、雇用創出の新規事業を興して活用すべきだと考えますが、どういったものを執行者側は考えておられるのか、聞いてみたいものです。

工業団地に前々から話題になっている企業が木材化学製品製造工場を建設することになります。建物を含めて30億からの国の補助金入れる大規模な事業ですから、絶対に成功してほしいものです。ただ、エタノールからリグニンに方針転換されたので、心配する意見が多く出されていました。バイオマスタウン構想の命運を左右する事業でもありますので、しっかりと育てていくことが大切です。

それはそうと、マツダ関連のリストラが相当に進んでいるようです。今日もマツダの車を東京に陸送していた運転手さんが解雇されたという話を聞きました。地元の下請けでもリストラが進行中とも聞いています。やはり、農林業での雇用創出を本気で考えて実行しましょう。