新年互礼会

[ 2009年1月5日(月) ]

庄原商工会議所主催の新年互礼会が先ほどまで行われていました。選挙の年だからという表現もされていましたが、これまでで最高の参加者であったようです。

私はいつもの通りお酒をついで歩くわけでもなく、自分の席で知り合いと大話をしていました。互礼会の趣旨からすると、テーブルを回ってお話しをしたり、お酒を酌み交わしたりするのがいいのでしょうが、どうも私は苦手です。おそらく今回も、「林は大柄なもんじゃ」と思われていることでしょうが、性格は変えられません。それにしても、水澄しの如く歩き回る方々は何者でしょうか。

嬉しいことを言ってくれる若者がいました。「はやしさんのブログはいつも読ませてもらっています。あなたが何を考え何をしているのかすべて分かりますね」って言われました。もう一人の若者(ばか者)は、「はやしさんの衆議院解散はどうなったんね。5日じゃが解散せんが」って憎まれ口をたたくのです。でも、読者が読者と表明してくれることが嬉しいじゃありませんか。

分かる人は分かるお話をひとつだけ書きましょう。私の席には過去形の人は誰一人近づいてこられませんでした。普段からざっくばらんなお付き合いをしている人は次々に来られました。握手をして、「宜しくお願いします」と深々と頭を下げては、互いに大笑いです。語らずとも理解し合える仲間ということです。

一人だけ、庄原市の将来展望を聞かれた方がありましたが、子育ての重要性ということで意見の一致をみました。商工会議所の新年互礼会ですが、中身のある話はこの人だけでした。飲み食いがいけないとか、そんな野暮なことは言いませんが、長たらしい挨拶をカットしてでも、基調演説くらいされればよかったかなと思います。100年に一度と何度も言うなら、100年に一度の新年互礼会をやってみたらよかったのではないでしょうか。徹夜してでも議論するような。