― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2009年1月4日(日) ]
正月は昨日で終わり、今日から本格始動です。何が本格始動なのかと言われれば、ご想像の通りですね。「お願いします」の連呼はしたくない気持ちは十二分にあるのですが、言葉にすれば「お願いします」になるのです。
4年前の選挙に出ると決めたときに読んだ本を読み返しています。従来の田舎型選挙からの脱却を目指して、市民型選挙を模索していた私に方向性を与えてくれた本です。結果から言うと、田舎型選挙と市民型選挙の融合型選挙を私は行ったということになります。田舎型とは、地縁・血縁のどぶ板選挙で、市民型とは、市民参加のお祭り選挙です。
住民の判断基準というか、選挙の面白味という基準からすると、市町村議員選挙が一番面白いことに間違いありません。同じ地区を複数の議員候補が、「お願いします」「頑張ります」と言って歩くと、「ガンバりんさいよ」「未だ誰に入れるか決めていない」などと応酬するわけです。その中で、誰が私に投票してくれるかを読むわけですから、手品の種を探すようなものです。
実力と選挙は別物と言われますが、言い得て妙と言わざるを得ません。選挙のためだけに毎日歩き続けている議員さんもいらっしゃいます。親戚の数で勝負という議員さんもいらっしゃいます。労働組合がバックという議員さんもいらっしゃいます。宗教団体がバックという議員さんもいらっしゃいます。農業団体がバックの議員さんもいらっしゃいます。じゃあ、私のバックは何でしょうか?
敷信自治振興区の住民の皆さんがメインであることは間違いありませんが、市内各地にお住まいの皆さんが支持してくださったのです。だから、どこから票が出たのか分からないということなんです。今回も私は、融合型選挙を展開します。地域の人たちは今回も田舎型選挙で応援してくださいます。そして、どこにいらっしゃるのかは分からない不特定な支持者がお祭りで盛り上げてくださることでしょう。
さあ、「歩け歩け運動」開始です!
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