懐かしかった

[ 2014年8月24日(日) ]

「僕、市会議員になりたいんです」って言う大学生に会いました。更に驚きは、「できたら、市長になりたいんです」って言うではありませんか。政治家を目指す若者がいても不思議ではありませんが、魅力的な職業なんでしょうかね。

最初は冗談で言っているのかと思っていたのですが、どうも本気みたいでした。その理由は言ってくれなかったのですが、住んでいる地域に市会議員がおられ、子供の頃からあこがれていたみたいです。思いの根底には、「地域を良くしたい」という願いがあるのでしょうが、純粋というか、考えさせられました。

もう一人の学生は世の中の不合理というか、不満をぶちまけていました。思い通りにいかないのは当たり前ですが、それが分かっているだけにイラつくのでしょう。無性に腹がたつ年代なのかも知れません。私も大学生の頃は、酒の飲み方も分からないのに飲んでは仲間と議論していたことを思い出しました。

これからの長い人生のほんの一瞬の出会いだったかも知れませんが、思いのたけを見ず知らずのオッサンにぶつけたことを記憶しておいて欲しいと思います。私は否定も肯定もせず聞き役に徹しましたが、年齢の離れた人に話したということが自信につながると思います。話を聞いて貰うということは自分を認めてもらったと判断するのです。