― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年8月25日(月) ]
いつも心の中でモヤモヤしていることがある。それは、自分は果たしてプロの議員と言えるだろうかと。月刊「ガバナンス」5月号に大津市議会のことが取り上げられていたが、議会の業務継続計画による議会の自立化を実践されている。
2013年6月から通年議会を導入された大津市議会としては、「二元代表制の観点から先決処分はさせない」と言い切っておられます。今年度にはタブレット端末を導入して、災害時の連絡、情報収集などに活用するそうです。つまり、議会が積極的に事業に関与するという姿勢を示しています。
同志社大学大学院の新川達郎教授による研修会も行われたことも書かれていますが、議員がやる気になり実行したことが素晴らしいと思います。会議規則を廃止し、会議条例・会議規定を制定。委員会条例にも関連して委員会等傍聴条例・委員会規定を設けました。これらは全て全国初とみられています。
全ては、市民に見えやすい議会にするためです。詳しい条例の内容については割愛しますが、理由をつけては「できない」が当たり前だったことを自分たちで「できる」に変えたということです。まだまだ途上だそうですが、地方議会に一石を投じたことは間違いありません。地方から中央を変えていくプロ議員が徐々に現れてくる予感がします。
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