透明性の確保

[ 2008年11月7日(金) ]

昨日の私のブログに対して多数のコメントをいただき、感謝申し上げます。結局、私たち議員は、皆さんの血税を頂いて、議員活動を行い、かつ、普段の生活を支えていただいています。

そこで問題は、その血税である議員報酬の多寡が問われている訳ですね。コメントは、概して、議員報酬は決して低くない、どこに上げる要素があるのだということだろうと理解しました。このことは、大多数の市民のご意見でもあると思います。生活ができないならまだしも、生活できて、議員もしてるじゃないかと。

議員の資質等についてとやかく言うことはタブーとされていたのではないでしょうか。思っていても、言わない。言っても何も変わらない。アメリカじゃないけど、変革する必要があるから、私は言い続けているのです。議会改革なんて、言葉遊びでできるものじゃありません。具体的に、何をどう変えるのかというメッセージの発信が必要です。

議員報酬の話に戻りますが、問題は、そのお金がどのように使われているかです。透明性の確保という観点からすると、政治活動費は政務調査費として完全に分けるべきではないでしょうか。議員報酬を二本立てにするということはどうでしょうか。生活する給料部分と、議員活動の政務調査費部分とに分ける訳です。そして、議員活動の政務調査費は1円から領収書を添付して、全面公開を義務付けるのです。

それらの額については広く意見を集めて議論し、見直しも適時行うこととすべきです。要は、議会基本条例を作って、透明性を保つということだと思います。議会報告会などは積極的に行い、情報公開に努めることも当り前の話ですよね。税金を払っている、あなたたち市民が一番強い訳ですから、自信をもって意見を出しましょう。まだまだ、書きたいことは沢山ありますが、この程度とします。