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[ 2014年6月26日(木) ]

今日は西城保健福祉総合センターしあわせ館に地域包括ケアシステムの勉強に教育民生常任委員会で行かせていただきました。仕組みを作っても最後は運営する人間で決まるということを改めて感じて帰ってきました。

午前中は、地域包括支援センター西城支所の取り組みについて専門員からお話を伺いましたが、「本当に良く頑張っておられる」ということがヒシヒシと伝わってきました。しあわせ館は、福祉拠点として整備されたもので、西城支所市民生活課、社会福祉協議会、西城市民病院、シルバー人材センターが同居しています。

つまり高齢者福祉に関係する部門を一か所に集めたと言えます。所謂、ワンストップサービスの提供です。入院から退院、在宅へと関係者がケア検討会、ケース会議を頻繁に開き、在宅へと移行する。そして移行後のケア・ケース会議は日常的にほぼ毎日、それも複数回開催されているそうです。本当に凄いことです。

午後からは西城市民病院の郷力院長から、地域包括ケアシステムについてお話を伺いました。医療現場のより具体的な在宅介護のお話を聞かせて頂くことで、地域との連携が不可欠であることが良く理解できました。しかし、次の世代はどうなるというお話になり、そのためのシステムを構築しているという結論となりました。

本気でやらなければ取り残された(消滅)地域になることは理解できました。