― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年6月20日(金) ]
今日は多くの方々と各地で意見交換をさせていただきました。主には木の駅構想についてだったのですが、最終的にはチップ発電所を山の中に作って雇用の創出をするという持論に至る訳です。
自伐林家を育てる意味からも、「木の駅」構想は重要な施策だと思います。またかと思われるかも知れませんが、山の木は伐ることで再生するのです。ですから、山に入って木を伐りだすことで山の再生と経済循環を生み出すのが木の駅なのです。木を伐る人、木を運ぶ人、チップにする人、発電する人の輪を私は作りたいのです。
今日もある人から、「林さん、早く発電所を作って下さい」って言われましたが、「木の駅の登録者の方々が出資して発電の会社を立ち上げるのが早道です」と申し上げました。出資することで材の安定供給が可能となり、売電による配当も受けることができます。チップ屋に材を売るだけでは大きな経済循環は起きません。
発電の際に発生する無料の熱でお湯を沸かしてハウスの暖房に使えば冬季に野菜や果物が栽培できます。温水プールだって可能ですし、小さな集落だったら冷暖房にも使えます。私は山の中に500~1000KW程度のチップ発電所を作るために東奔西走していますが、絶対に「できる」と信じています。当初は、ほら吹き程度に思われていたが、確実に前進しています。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |