― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年6月18日(水) ]
私の住む板橋東自治会では、老人会のことを「あけぼの会」と呼んでいます。今から10年以上も前、私が副区長の時代に、60歳以上を入会資格とする新組織「あけぼの会」を立ち上げました。
私は現在59歳で入会資格は満たしていないのですが、有料体験として明日、「あけぼの会お食事会」に参加させていただくことになっています。あけぼの会を立ち上げた理由は、老人会という名称では会員が集まりにくいということから老人会カラー(年寄りというイメージ)を払拭したかったのです。ですから、原則、60歳から全員加入とし年会費1000円を徴収しています。
私が出雲市で当時の岩國哲人市長のお話を伺った時、「老人会青年部」というフレーズが出てきました。詳しくは覚えていませんが、老人会の若手を青年部とするというものでした。そんな話を当時の老人会会長にしたところ、若手は入会資格(65歳以上)があっても老人会には入ってくれないと言われました。本当に高齢者だけの集まりになっていたのです。
数年が経て、あけぼの会の例会にも若手会員が徐々に参加するようになり、現在の会長が就任すると会は一変しました。会長も若かったということもありますが、若手会員も参加しやすい各種イベントを積極的に行い、年寄りというイメージを感じさせなくなりました。そして、自治会の各組織との連携も積極的に行われたことも活性化の要因といえます。
誤解があってはいけませんが、60代70代80代が万遍なくいる組織となっています。私も来年から正会員です。
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