病院経営

[ 2007年6月20日(水) ]

今回の一般質問で、「西城市民病院」の経営について市長の所見を伺うように通告しています。他にも数名の議員が西城市民病院について質問されるようです。

どうも「西城市民病院」は、合併でついてきた病院というイメージが強く、西城町以外の人たちにはピンとこない病院のように見えます。私が議員になって教育民生常任委員会に所属して直の視察で、西城市民病院を訪ねた時です。「活気がない病院」ということを思いました。病院が活気がないのは元気な証拠ではなく、かなり弱っているということです。

説明もしどろもどろで、何か隠していると思えて仕方ありませんでした。自分達も恐らくそうでしょうが、自信が持てないないことを説明するって勇気がいることです。私が勝手にそう思っていただけでなく、多くの議員もそう感じていたようです。問題は、問題解決の速度です。

単純明快なお話をすると、「収入に見合う支出であれば、健全経営」ということです。自治体病院であるから、赤字でもいいという論法は当てはまりにくい時代となりました。教育民生常任委員会で、経営改革で成功した新大江病院への視察、鳥取県の日南病院への視察、長隆先生の講演と、西城市民病院の活性化に向けて勉強を重ねてきています。いよいよこれから、その成果を活かす時を迎えます。

22日の私の一般質問で事態が大きく変化するとは思えませんが、改革の第一歩となることを祈念しながら真剣に質問します。もう一度言います。問題解決の基本は、速度です。そして、現場です。