久々に感動

[ 2014年3月25日(火) ]

昨夜は録画していたテレビドラマ「リーダーズ」を奥さんと二人で観たのだが、感動して二人で涙した。トヨタ自動車の草創期から戦後にかけてのお話だったのですが、俳優陣も素晴らしく、本当に見ごたえがありました。

それぞれの俳優の名前は良く分からないのですが、肝心のエンジンを鋳型から創りだした俳優の目が凄かったな。夜な夜な倉庫に集まっては外国の車を分解しては組み立てる作業を繰り返すシーンは、実物を使っての撮影だけにリアルでした。そして、その時々のセリフは「何が何でも自分たちで国産の車を作るんだ」という迫力には圧倒されました。俳優も本気で演技していました。

銀行家を相手に融資を引き出す場面では、どうして国産の車が必要なのかと説く姿に引き込まれていきました。外国の車ばかりが走る日本を想像してみて下さい。他のメーカーの頑張りも認めますが、トヨタの全財産をかけて臨んだ大博打が日本の自動車産業を興したのです。トヨタの最初の看板方式は、資金が乏しかったからこそ生まれたものだと知りました。そして、その後磨きをかけていったのです。

コマーシャルは飛ばして観た訳ですが、それでも4時間からの大作ですので、DVDにして残すことにします。実は、今ではコマーシャルにしか出なくなった山口さんという女優さんが出演していたので観たというのが本当のところです。多分、再放送があると思いますので、見逃した人は要チェックです。