午後から炭焼き

[ 2014年3月23日(日) ]

午前8時から宮掃除がありましたので、今日の山での作業は午後から行います。昨日から窯を温めるために少しだけ火を焚いていますが、午後からは窯の入り口を完全に封鎖する作業を行い一気に窯に火を入れます。耐火煉瓦を粘土で塗り固めるのですが、腰にきます。

昨日も山で話したのですが、いくら上質な炭を焼いても興味ない人にはただの炭としか見えないから結局は価格なんですね。火持ちが倍はすると言ったところで、「そんなことは問題ではない」と一蹴されます。要は暖まるための使い方をしないから、つまり、焼き物用に使うだけだから火がつけば問題ないのでしょう。焼き肉の味が格段に美味しくなるというデータでもあれば別かもしれませんけど。

まあ、理屈を捏ねてみても仕方ありませんから、私たちは私たちのやり方で炭を焼きます。こうなれば、炭焼きという技能を残すことに意義があると開き直って頑張ります。確かに炭焼きには経験と勘が必要で、煙突から出る煙の色や臭いで中の状態を判断するのです。私も毎回参加している訳ではありませんが、何となく雰囲気は分かってきているつもりです。

魚を七輪で焼けば味が違うとか、茄子もそうですし、トウモロコシもそうでした。だったら、肉は本当はどうなの?絶対に美味しくなると思うな。遠赤外線が何とか効果を発揮してなんてことにならないかな。