― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年3月16日(日) ]
昨日は「板橋さとやま学びの森」で、久々に肉体労働をしました。3月22日に行われる「里山トライアスロン」競技とは関係ないのですが、炭が無くなったので炭を焼くことになり、それまでに炭の原料となる材を窯に入れる作業をしています。そして、22日に火入れをします。
炭焼きに興味を持たれる方は多いのですが、木を伐り出して集めて割って材にする作業はあまりご存じないのではないでしょうか。昨日は主に機械を使って木を割る作業を行いました。木は炭窯に合わせて90センチ程度に切りそろえてあるものを、大きいものは2人がかりで抱えて機械にセットします。そして油圧の力で強制的に割るのです。しかし真っ直ぐな木ばかりではありませんので、悪戦苦闘という感じですね。
更にその割れ目にくさびを打ち込んで斧でキレイに分割して材料とします。作業しながら、「炭にするよりも、このまま薪で販売した方が高く売れる」という話題になり計算すると確かにそうなんですね。二人で抱えるくらいの木なら薪で1500円程度、炭なら900円程度。結局、マングローブの炭と価格比較されるので良質な炭と説明しても高値では販売できないのです。
しかし、炭窯を使わずにいると窯が傷むので定期的に炭を焼く必要があります。私たちの炭窯は兎に角大きいので、材料も沢山必要になります。「少し大きいのを作り過ぎたね」って話もでましたが、作ってしまったのですから仕方ありません。そんな炭窯を見てみたいと思われる皆さんは、3月22日においで下さい。学びの森のある場所は、板橋駐在所から見て右斜め上の山の中にあります。案内看板も県道脇にあります。
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