箱物問題

[ 2014年2月20日(木) ]

昨日の「議会運営委員会」で執行者より、各地にある集会所や公民館の指定管理に関する議案が多く上程されることが発表されました。合併する時にキッチリと整理しておけばこれほど悩まなくても良いのでしょうが、箱物の基準が無かったというのが事実みたいです。

これまでも無償譲渡による地元移管を進めてきていますが、それでも180を超す箱物が存在しています。我々が問題とするのは、自治振興センター化しておきながらその地域内にある複数の集会所などに指定管理料を払っている現実があることです。役所に例えるなら、支所に出張所がついているということです。それも地域によってバラバラで、多くの出張所がある地域も存在しています。

休校中の学校も多くありますが、活用策云々とか地元要望とか、抜本的な処理方法が決まらずにこれまで引きずってきました。広島市では箱物白書として提出されていますが、庄原市でも全ての箱物を調査して早急に、存続・用途変更・譲渡・解体などを決めて実行に移すべきです。基本的には、自分たちのことは自分たちでやるべきですが、行政のアドバイスがあれば物事は早く解決するのではないでしょうか。

私の住む敷信地区には11の自治会があり、それぞれに何らかの集会所を持っています。その維持管理は全て自治会が責任をもって行っており、住民が維持管理費を負担しています。私は平林という子部落ですが、15軒が毎月2000円積立てて維持費や修繕費に当てています。ですから、自分たちの物という意識が強くなり、普段からの維持管理も丁寧になされます。